<独り言>

スペインはカタルーニャ(北西部)に
「ラタフィア」というお酒があります。

恐らく多くの洋酒関係者は
ラタフィアと聞くと
=フランスとなるようですが、

実はちょっと違います。
スペインの方が古いのです。

ただスペインのラタフィアと
フランスのラタフィアは中身は別物。
さておき…

さて「ラタフィア」というのは
どういう意味か?と言いますと
古い言葉で「交渉成立」という意味です。

ここからは伝説/物語になりますが
その昔、悪魔を捕まえた人間がいて
その悪魔が「解放したら秘薬の製法を教える」
と交渉、その際の交渉成立(ラタフィア)が
お酒の名前になったと言います。

さて、最近個人的にドタバタしてますが
仕事の話の中でお互いが交渉をすることが
多々あります。

「交渉」と気軽に使ってしまうこの言葉

交の交は文字通り交じるといういみですが
交渉の「渉」には
「水のあるところを歩いて渡る」とか
「あちこち歩きまわる」という意味があります。

我々はお仕事やイベントで協賛というものを
いただくことがありますが、
それはもちろん交渉の上でいただくわけですが

あくまでも交渉なので協賛をいただいた側は
商品の対価たる「渉」をしなくてはなりません!

聞けばもらうばかりで何もしない
宣伝も販売努力もしない人が結構いるそうで

同業として残念ですが、
悪魔に魂を奪われないよう

つねに交渉相手とwin-winな関係になるよう
日々努力し、気持ちだけは失わないように
していきたいものですね。