<独り言>


毎年、何かの形でベネンシアドール試験の動画を見ることになるんですが、改めて思うのは彼らを教えていると思われる人の中に、まともに教えられる人がほとんどいないって事ですね。


肘を伸ばすあの意味不明のスタイルは、先年から減点対象になったのは少なからず進歩ですが、受験者も今の世の中には動画というものがあるんだから映像から実技に関してはもっと美学を学んで欲しいものです。


あとまぁ受験者(?)が店に来たんですが、試飲こそ色々していったまでは良いとして、質問が一つも無かったというのは、僕からすると大きなショックですね。(まぁワザとかも知れませんがね)


でも、それって女の子に興味あるそぶりだけして、実は別のことにしか興味のないつまらないヤツと同じなんでね。あぁ女の子が可愛いそう…つまりシェリーが可愛そう…と思うわけで。


なんていうかイマドキなんでしょうが、就活して面接で、さももっともらしいこと言って、会社には実は大した興味もなく就職して、すぐ辞めるような輩とか同じ心理なのかもしれませんが、


ベネンシアドールの試験がソムリエ試験より簡単だから受けてみたいとか、ホント馬鹿にしてますよ。簡単だというなら僕の本を教科書に自らセミナーでもされてみたら良いかと。


まぁそもそもは、そんなレベルの低く価値も低い資格試験を主催してる側にこそ、大きな問題があると思いますがね。事実、当初の共催団体JSA、NBA、HBAなどは完全に手を引いたも同然ですし、スペインからも半分以上見放されてますからね。


というか受けた方は資格取って何するんですか?何になりたいんですか?てか、何を勉強すべきかすら分からないんですか?


そんな心持ちで100歳時代をどう生きていくつもりなんですか?


おじさんには理解出来ません。。。


それだったら消えゆく日本の技術の継承者にでもなった方が何百倍もカッコいいと思いますけどね。


あ、そもそもそんな根気すらないですかね。。。

日本の行く末が心配です。。。


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追記:シェリーの消費事態は微増です。
ただ、売れているメーカーは偏ってます。
売れているブランドが何かは貿易統計などから数字を拾えます。