お誘いいただき朝から美術館巡り
・フェルメール展
・ルーベンス展
・ムンク展


ルーベンスとフェルメールは
16-17世紀の宗教戦争、オランダ独立、
イタリア美術の影響など
大いに興味のある時代。

共に何度も観てる絵画展ながら
自分の成長と共に観る部分、
発見出来る箇所が増えて楽しい。

個人的な見所は
・赤と青に観る象徴
・クレイパイプ(煙草)のある日常
・透明で薄いグラスの背景にある技術
・ラフ(襟巻)や床のタイルの永遠性
・プロテスタントvsカトリックの中の文化
・ルネサンス的影響と科学/化学
・静物画の中の象徴物と皮肉性
・サテュロスかと思ったら神パンだった
いずれもイヤホンガイドでは解説されないですが。


そこから19-20世紀のムンク
インスタや自撮りなど
SNSに例える解説はなかなか納得。
有名な「叫び」に至る苦悩の経緯と
その後の心境と色使いの変化が興味深い。
あとマドンナが気に入った。

と途中の「生命のフリーズ」という表現は秀逸。
精神科医の解説があったらまた深いかも。


いずれも時代の変化の中の絵画
今もそこかしこに似た事象・現象がありますね。

面白かったです。


公園で飲むクリーム・シェリーも最高(^^)