「ネットで調べれば…」という仮想的万能感は、
決して0を1にすることは出来ないし、
1を2に出来ても1を10にすることは難しい…
検索するにも、その言葉や方法、読み解く力が無ければ
、その情報の意味も希薄となり、
結果、自分では何も出来ないという状況は変わらず、
人生は一向に豊かにならない…
だいたいネットは誰かがそれを情報としてあげていなければ出てこないし、
出てきたとしてそれが答えか答えに近いかも分からない。
それを判断するのは蓄積された知識と経験でしかない。
であれば、やはり「本」を読み、
人とお酒を酌み交わしながら
語り合うことこそが必要ではないだろうか？
「シンポジウム」という言葉があるが、
これはギリシャ語由来で
「お酒を飲みながら語り合う」という意味…
そしてこの語り合うの話題は広ければなおいいと思う。
お酒好きだからとお酒だけの話では人生に厚みは出ない。
今、この国の将来に必要なのは、
リアルなシンポジウムではないかと思う。