スペインには古くから
「ナチュロパシー」(ナトゥロパティア)
と言って自然治癒力を高める古典医療があります。
その長い歴史の中でスペイン各地で作られてきたお酒が
「リコール・デ・イエルバス」(ハーブ酒)です。
葡萄や砂糖大根由来のスピリッツと砂糖をベースに、
タイムやアニス、シナモンやコリアンダーなどの
ハーブや香辛料を漬け込んで作ります。
基本スペイン全土で作られてはいますが、
サンチャゴ巡礼の巡礼者を救う意味でも重要だったこともあり、
ガリシア、アストゥリアス、バスク、ナヴァラ、
カタルーニャなど北部や東部など
ハーブが豊かな地域が主な産地になっています。
主として修道院などで研究されてきた様々な薬酒は、
ナポレオン戦争以後、そのレシピを元に個人や、
新たに創業した会社で作られるようになりました。
気温の変化が著しいこの数日、
ハーブ・リキュールで自然治癒力を高めませんか？
今日も五反田のカウンターでお待ちしておりますm(__)m
叶わない方は、お帰りに養命酒など買ってみるのもいいかもしれません。
ではでは無理はしないよう、色々考えすぎないように！
ハーブ健康法―スペイン・アンダルシア発 (ウェルネスブック)/求龍堂