【ダウントン・アビー時代のお酒】
カーソン的立場からの軽い考察。


日本でもすっかり大人気のTVシリーズ
「ダウントン・アビー」

物語の始まりは1912年から始まりますが、
その時代の英国ではどんなお酒が
飲まれ・好まれ・語られ
ていたのでしょうか?

今年になって、ある調べ物をしていたら
とても貴重な本に巡り合うことができました。


それが
"The Gentleman's Celler & Butler's Guide"
という本です。

出版されたのは1902年のロンドン


その章建ては、

・クラレット
・シャンパン

・ポート・ワイン
・シェリー
・スピリッツ&リキュール

なのです!

詳しくは、
いずれやろうと思っているセミナーまで取っておきますが、
1902年前後とはどんな年だったのでしょうか?

1902年と言えば日本は明治35年、日英同盟が結ばれ、
日本では資生堂がソーダファウンテンをOPENさせた年でしたが、

英国では前年の1901年ヴィクトリア女王が81歳で亡くなり、
エドワード七世が即位した年でもありました。

日本では1904年に日露戦争が勃発しますが、
これを観戦に来たドイツ皇族を
日本の宮中でもてなした時、
実は【コンソメと共にペール・シェリー】
が供されています。


そしてこの料理を作ったのは、
あの「秋山徳蔵」でした!


そんな皇族・貴族の高貴なワイン「シェリー」
Sherry Museumには常時約100種類のシェリーがありますので、
是非、色々試してみてください!