$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-展覧会

お休みだったこの日、
【細川家への贈り物展】
へ行ってきました。

場所は初めて行く永青文庫

静かな住宅街の中にあるひっそりした美術館です。

あの細川家の所蔵品が展示されている場所で、
今回は細川家に贈られたものが数多く展示されていました。

展示数は決して多くはなかったですが、
細川家代々の肖像品ということもあって、
茶器や掛け軸、書や様々な小物など、
なかなか興味深い展示でした。

横山大観の作品も結構多く、
三島由紀夫の手紙という一風変わったものもw

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鑑賞後散歩をしていると、
講談社の美術館で

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【四季礼讃展 ~水のながれ~】
をやっていたので、見てみることに。

こちらは
川、河、滝、雨、水辺などが
絵画と掛け軸に描かれたものが
多数展示してありました。

絵そのものや画風などはさておき、
作品を見て改めて思ったのは、
ヨーロッパとの水の感覚の違いでした。。。

もちろん感覚的なものではあるのですが、
やはり改めて日本は水が豊かな国なのだと。

もちろん、この数日の豪雨や水害は大変ですが、
ヨーロッパが持っていた水に対する恐怖や
水のもつ生命力に対する思いなど、
大きく違いがあると思った、そんな展覧会でした。


地球上には真水が少なく、
じわじわと大きな問題になっていますが、
水が豊かなことが当たり前すぎる日本人は
なかなか水のありがたさが実感できていませんね。

幾多の国で神にもなっている「水」
水そのものにも感謝しなければなりませんね。