Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-chakai

爆弾低気圧なる報道で世間が外出を控えていたこの日…w

以前、東銀座のbar cacoiさんの紹介でお邪魔した
人形浄瑠璃・文楽の夕べでお会いした
つくだ さちこ さんのお誘いで、
彼女の和菓子「薫風」

【煎茶会&茶歌舞伎】
があるというので、妻と行ってきましたw

福岡は八女茶の「くま園」
中谷一美さんが講師としてお見えになり、

まずはと、
氷り出しの玉露からスタート!

これは、以前京都で飲んだのと同様の超アミノ酸味でしたw

その後、煎茶、八十八夜摘み、やぶきた、三煎と順に頂き、

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その違いを味わいながら、
理由なども伺いながら・・・

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中谷さんは茶農家系に育ちながらも、
一時期はワイン・アドヴァイザー系の仕事を目指していたそうですが、
ある時、自分の祖父の偉大さに気付き、
茶業を継ぐ決心をされたそうで。
どこか「夏子の酒」を思わせるようなエピソードでしたw

確かに、レジュメの書き方や話の展開は、
どこかワイン系の勉強の影響がある気がしますw

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色んな話を伺いながら、
桜の葉を練りこんだ餡が素敵な和菓子で一服…w
はぁ~美味しいw

*****

後半の第二部は
【茶歌舞伎】
とも称される【闘茶会】でした!

いわゆるブラインド・テイスティング的な感じですねw

茶道や香道、それに名称こそ使われなくなってしまった酒道においても、
その道の中には、それを利くという作法・遊びがあります。

歴史的には、場合によってそれが賭けごとになったため
消滅した部分もありますが、紳士淑女の遊びならOKw

まずは四種類のお茶を飲み比べます。
しかも量は少なくほんの一口・・・
飲みきりの量で器も下げられます。

色、香り、味、余韻を記憶&メモ・・・
もう確認したりなど、戻ることはできませんw

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間に次のお菓子が出ては来るんですが、皆、真剣w
自分も終わるまでは食べないと決め真剣…ww

四種類を飲み終わったあと、
そのウチの一種類が再び出され、
それが何かを当てるのです!

会場には8人いましたが、
意外にも答えは全く割れました・・・

こういう場合はワインでも消去法で行きますので、
4つのウチ、2つはないと確信・・・
最後まで2つに迷いましたが・・・

残念・・・奇しくも僕は外して、妻は当てましたw

中谷さん的フォローとしては、
さっきと入れ方を変えたので難しかったかもw
とありましたが・・・

まぁこれがワインだとしても、
やはり温度やグラスが変わってもある程度見極める力がないとねw
自分的には残念でしたが、イイ勉強になりました!
というか、予想以上に面白かったw

個人的に思ったのは、
玉露を含め煎茶はフィノ系の世界観に類似性があるということw
マンサニージャじゃないんですよねぇ、パサダはアリだけどw

ブラインドでは無意識にシェリーだとしたら分類をしてましたw

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後後半はつくださんから和菓子の解説を頂きながら、
各々もう一度飲みたいお茶をリクエストして飲みながら、
自己紹介を兼ねた歓談。

表千家、裏千家、中国茶を勉強されている方、
ハーブティーが好きな方、などなど・・・
やはり皆さま、どこか濃い方々ばかりでしたw

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にしても、最後のぜんざいの美味しいこと・・・w

どら焼きで既に有名な薫風さん!お勧めです!
くま園のお茶も美味しかったぁ~!

つくださん!
中谷さん!
楽しい会をありがとうございました!


ご参加になった方々もまたどこかで是非!

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この日はあいにくの雨でしたが、
千駄木、初めて来たんですがイイ感じの町ですネw
こんどまた散歩がてら来たい町でしたw