2013年3月
【リニューアル・ティオ・ペペ登場】
Renewal Tio Pepe
言わずと知れたティオ・ペペw
吉田茂首相、その息子で作家の吉田健一、
かの勝新太郎に松田優作が好きだったティオ・ペペ…
あの象徴的な黒瓶から、この緑瓶も見慣れて久しいですがw
先週ぐらいから販売されているティオ・ペペがリニューアルされて、
マイナー・チェンジしました!
まぁ二本並べないと見過ごすようなものなんですが…w
まず、「おまけ」がつきました!
ティオ・ペペ・マンの携帯ストラップ!
但し、これは移行期間の今だけものですね。
それにしてもスマホが多い昨今、
携帯ストラップってつけられないんですよね…w
欲しい方は酒屋へ急いで下さいw
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次に、この手の仕事してないと
気付かない&どうでもイイ?部分なんですが、
瓶が変わりました。特に底部分!w
恐らく型が変わったか、
もしかしたら納品会社が変わったかも…
瓶の色調もすこし違いますしね…
***
なにより、最後のコレ!
解ります?
そう!パゴ名が入ったんです!
パゴってのは畑の名称ですが、
細かくはまたいずれ。。。
一応ここにあるパゴは、カラスカルとマチャルヌド。
カラスカルはヘレスの北北西、
マチャルヌドはヘレスの西でカラスカルの南。
地図は拙著「シェリー酒:PHP」の46ページにあります。
シェリーのパゴ名は大昔は大抵入っていて、
一時代のものは一部の会社のものを除いてほぼ消えてきたんですが、
最近、復活の兆し・・・w
まぁ個人的には、あったほいがイイ!とは言い続けてきたんですが。。。
確かにスティル・ワインのそれに比べると、
生まれより育ちなシェリーにおけるパゴの重要度は
さほど高くはなくなったとは思いますが、
まぁあった方がイイですw
ま、あったらあったで、いちいち聞かれたり、
調べたり、答えたりしなきゃいけなくなるので、正直面倒ですし、
「それ知ってどうされるんでうすか?」
なんて思う部分もあるんですが、
ただでさえ同じ葡萄でヴィンテージがなく、
同じ製法なんですから、
何か評価基準となるようなものがないと、
商品としての差別化も難しいですからね・・・
追記:
早々に「味は?」とのご質問w
リニューアルによる味の大きな変化はありません。
まぁ気持ちフロール感が弱まった気もしなくもないですが、
黒瓶から緑瓶になった時のような変化はないですw
メルシャンさんの管理もいいのか、
味はここ数年安定してイイ感じですよ!
回転のいい店で買えば、お勧めです!
注)メルシャン輸入は正規輸入品。
それ以外は並行輸入品。
品質は同じとは限りませんので(一応
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!!iPhone用シェリー・カタログ・アプリも是非!!
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