御見合会を終えて、夕方に妻と待ち合わせして、
最終日前日というギリギリで兼ねてから行きたかった

$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:今回購入の図録表紙より>

【没後150年:歌川国芳展】
≪六本木森アーツギャラリーセンター≫
に行ってきました。

祝日だったこともあり凄い混みようで、
待ち時間はなんと80分…
一瞬考えましたが、最後のチャンスだったので並ぶことに…

なんとか入りましたが、中も激混み…orz...
決してゆっくりは見れませんでしたが、
非常に興味深く楽しめました!

武者絵のモチーフに多い怪物退治の画…

Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:今回購入の図録より>

西洋かぶれの僕的には
キリスト教系絵画の「聖ジョージのドラゴン退治」を思い出しました。

Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:Illusions Gallery Fine Art Prints on Canvasより>


つづく「鬼若丸の鯉退治」…

$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:今回展示のパンフより>

釣りキチ三平世代の僕としては、
「三日月湖の野鯉」4-5刊を思い出しますね…(笑

$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:釣りキチ三平5、155pより>

あとは個人的に気になった「宮本武蔵の鯨退治」

Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:今回展示のパンフより>

これって…セミクジラかなぁ~…ザトウクジラかなぁ~…

$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-venencia

セミクジラだと髭板(よく歯と思われている)が
スペインだとヴェネンシアのバスタゴ(柄)や鞭などに、
江戸時代の日本だと裃(かみしも)をピンと張るのに使われてたんですがね…

・・・・・

他にも和田合戦の中心に描かれ柱を倒す男は…

Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:今回購入の図録より>

どこか旧約聖書のサムソンを思い出させます…

Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:レゲエアーカイブスより>

その後の美人画も美しく、
特に先日の東京きもの倶楽部の講義で勉強した
「遊女たちの化粧・髪形」のおかげか、
髪形、簪(カンザシ)、化粧など、観賞の幅が広がっていて楽しめました!

子ども絵に描かれた様々な「遊び絵」も興味を引きましたが、
これはこれで今のキッザニアKidZaniaを彷彿とさせるものでしたね…

風景画では、「スカイツリー」の予言?と話題となった
「東都三ッ股の図」が…
$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:今回購入の図録より>

最後の戯画では
猫好き必見の「猫飼好五三疋」も良かったですが…
Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:今回展示のパンフより>

やはり何と言っても「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」は外せませんね!
$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:今回展示のパンフより>

これも、アーチボルトを思い出させますが・・・
$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:WikiMediaより

どちらかと言うと…ダリに近いかな…
$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:Wikipediaより>


でもまぁ…なんだかんだいって、
鳥獣戯画&ブリューゲル好きとしては
「金魚づくし ぼんぼん」が好きかなぁ~

Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-art
<写真:今回展示のパンフより>

あぁ行って良かった!

閉展時期に気付いて、誘ってくれた妻にも感謝感謝!