$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-sherry

シェリー酒を置く店が増えたこと、
シェリー酒に興味を持つ方々増えたこと、
勉強にとお店に来る方が増えたこと、

16年前に僕がシェリー酒の勉強を始めた頃は
想像も出来ませんでしたネ・・・


なんと素晴らしい事でしょう!

ただ、一方で、
シェリー酒を勉強したくても本が無い、
資料が少ない…などのお声をよく聞きます。

そしてまた
どうやって勉強していいか解らないと…

フム、そうねぇ…

残念ですが、よくあるいいわけです…

僕は確かに本を書きましたが、
当時は資料となる本など無いに等しく、
もちろん今みたいにネット環境も充実していない…
専門学校卒の私が英語やスペイン語に堪能な訳でもなく…

すべては手あたり次第でした…
最近、そういう方も少ない…気がします…

ベネンシアの試験勉強して受かったら専門家と言ってしまう
そんな世の中…そんなんじゃぁ信用も信頼もされません…

専門家なら僕に質問されずにご自分で御調べになったら?

たまにそんな風に思ってしまうプロと称される方にあうと
正直、ガッカリします。。。

生産者が可哀そうです・・・

我々プロは、スペインと言う外国の文化を借りて
商売をさせて頂いているのですから、
彼らをリスペクトして、自分が出来ることを最大限やることこそが
恩返しだと思うんです・・・


僕に聞くのは簡単です、僕が応えるのも簡単です・・・

でもね、
自分で調べると凄く楽しいし、
少しづつですが自信がついていいですよ!


質問の怖いのは、その質問でその人の理解力が測られてしまうってこと…
これはプラスでもマイナスでもありますがね…

ちなみに僕はどんな所から勉強を始めたのかって言うと、
日本のワインや酒の本や雑誌のシェリー酒の項を

可能な限りコピーでいいから
手に入れてファイル!

そして、飲んだ、扱ったもののラベルは
可能かぎり外してファイル!

また展示会に行ったら貰える資料は
可能な限り貰ってファイル!


初めはひたすらファイリングです!

英語だろうが、スペイン語だろうがね・・・・

ラベルは葉書ファイルのものが一番向いています。

僕は上記みたいなファイルが計15冊くらいありますかねぇ・・・

僕も頑張りますが、皆も頑張って下さい!

特にベネンシアドール資格を取得した貴方!
この資格は貴方の自己満足の為の資格じゃぁ無いんですよ!


何故試験に輸出国や輸出量のデータが出るのか?なんかも
是非、考えてみてくださいね!

と、スペインだけに目を向けてもシェリー酒は解りませんから…
シェリーSherryはいまさらですが英語です。

それが何を意味するのか…
プロなら考えて当然なんですが…