今でこそ「ラベル」と言ったら

「紙のラベル」または
「仏:エチケット」
「西:エティケタ」
のことを指しますネ。


でも、いつからあったのでしょうか?

ラベル的概念はファラオの時代からあり、
ツタンカーメンの墓の中のアンフォラには
産地などの詳細が明記されていたのは有名な話ですが、

ボトルにという意味においては17世紀頃、
しかもかつては瓶に直接削るか、凹凸を付けるよう作っていました。

紙のラベルが登場したのは18世紀になってから…
普及するのは19世紀に入ってからです。

それまでは多くが量り売りであり、
中身を表すものは以下のような
いわゆる「ラベル」でした。

Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-label
「Sherry Label」

Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-label
「Jerez Label」

素材には銀製、銀メッキ、ボーンチャイナ、磁器等様々…

残念ながら日本では
ボトルキープのタグになり下がってしまいましたが、

英国などでは趣向のこらされたラベルを
お気入りのデカンタにかけるのがステイタスだったんです!

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他にも沢山あるはずなんですが、
何処かに閉まってしまい見つからない…
見つかったらまたUPします(笑

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