『ヴェネツィア展』 in 両国

開催ギリギリで
両国の『ヴェネツィア展』に行ってきました。

のっけのヴェネツィアの鳥瞰図も見事でしたが、
色々発見がありました…

先日読んだ風の本で読み気になっていた
レパントの海戦のガレー船の絵もありましたし、

ありそうで見たことが無かった
マルコポーロの画や、

今の日本にも必要な密告箱である
真実の口、

タロットを想わせる独特の色彩の
挿絵やゲームの数々…

特に気になっていた
ヴェネツィアの上下水道関係の謎が解けて良かったです。

と、改めてムラーノ島に隔離する必要性があった時代背景や、
グラスの文様の意味には腹オチした気がします…

そういえば、あの見事な色のトーガの緋色は、
コチニールなのでしょうか？

と、今の若男子もグランドツアーたるべく
海外で見聞を広めたほうがいいと思うんですがね…


今回、目玉だった発見されたばかりのカルパッチョの連作！

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そうそう、入口にあったカルパッチョと料理の関係の説明で、
牛肉の赤身は正しいとしても、
マグロ…ってのは起源説としては可笑しいんじゃないですかねぇ？

あのマグロの見事な赤い色は
日本の絞め技術と冷凍技術があって初めて成り立つんであって、

イタリアのレストランで
それをしかも生に近い状態で食べるのは、
なかったはずですし…