このアメブロの機能として面白いのが
「アクセス解析」と、その中の「検索ワード」。
どれぐらいのアクセスがあって、
どんなキーワードから来ているのか解るんですね。
もちろんブログ内に、どこかに引っかかるワードがないとダメなのですが…
そこで最近多いのが、
【シェリー ブランデー 違い】です(笑
まぁ
「シェリー酒」が何なのか?
「ブランデー」が何なのか?
それに加え、
「シェリー・ブランデー」???
と来たら、
そんなにお酒に興味の無い方はもちろん、
飲食業に携わるの方々でも、
時に誤解や理解不能領域に陥ってしまいますよね…
そこで、難しい話しは(なるべく)抜きに簡潔に違いを書きます。
<<Lesson,1>>
まず、
「シェリー酒」はあくまでも「ワイン」であり「醸造酒」です。
で、
「ブランデー」はワインを蒸留酒した「蒸留酒」です。
そして、ややこしいと思われる
「シェリー・ブランデー」は、
「シェリー酒になる前のワイン」を「蒸留」して「ブランデー」にしたものを、
「シェリー酒の熟成に用いた空樽」で「熟成」した
スペインを代表するブランデーです。
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<<Lesson,2-1>>
「シェリー酒」に関して簡単補足しますと、
日本酒に「純米酒」と「本醸造」という大きな区分がありますが、
これはざっくり簡単に言いますと
「純米酒」に「焼酎」を足したものが「本醸造」となります。
(厳密には違いますがややこしくなるので…まぁ御愛嬌)
これをワインにあてはめますと。
「純米酒」が「スティル・ワイン」(いわゆる普通のワインのこと)
「本醸造」が「酒精強化ワイン」となるのですが、
シェリー酒はこの酒精強化ワインの代表各、
つまり、言いかえれば、
シェリー酒は「本醸造白ワイン」なんですね。
で、「純米酒」も「本醸造」も「日本酒」ですよね?!
ですから
「ワイン」も「シェリー酒」も「ワイン」なんです!
<<Lesson,2-2>>
次に「ブランデー」ですが、
ブランデーとは元来オランダ語のブランド・ウェインなど
北欧系の言葉*から派生したもので、
*一般的にはオランダ語と言われていますが専門家の見解は別。
字面通りで言うと「ワイン」を「焼いた」もの、
つまり、ワインを火にかけて気体にして蒸発させ、
その蒸発した気体(高アルコール濃度)を
冷却したものがブランデーです。
世界的に有名なのはフランスのコニャックですが、
歴史的にはスペインのブランデーの方が古いです。
と、ワイン醸造文化に加え、蒸留文化・技術さえあれば、
質の如何は別として各国・各地域でのブランデー製造は可能です。
もちろん、アメリカやオーストラリアなどでも造ってはいます。
何故、コニャックが有名なのかは様々な理由がありますが、
これはこれで、面白く長い話しになるので、またいずれ…
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<<Lesson,2-3>>
シェリー・ブランデーに関しては
ブログ内の項をご参照下さい。
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