[Mixi日記から引越し]

先日メルシャンの試飲会&講習会があったので参加。
普段シェリー意外はあまり行かないけれど、
店で結構ワインも出るのと、営業の女の子が超可愛いので行くことに(笑
試飲はメルシャンのみだったので、さらっと終わり、
講習会はありきたりの商品解説でまーまーと言った感じ・・・。
興味深かったのは3種の異なった土壌に同じ品種を植え、
バランスを見ながらブレンドしているという点!ビックリ&ナイスでした。
それとメルシャンという事もあり、GB社も来ていたので
軽く挨拶をしてスペイン人らしい人に声をかけると向うが覚えていた。
で、ネクタイを褒めたらお礼にとGB社のネクタイを頂いた!ラッキー!!

2日後、GB社の輸出部長ポール氏が営業と来店。
ポール氏とは以前ヘレスでお会いしていた・・・
いつもながらスペイン語と英語のMixで会話・・・
いつもならスケルトン氏が来るのだがと聞くと、
彼はロンドン支局へ栄転?で自分がアジア担当になったとの事。
彼は元々バルバディージョにいた方で、
GB社に入ってまだそんなにはたっていないとの事。
とりあえずと自社商品のティオ・ペペを飲みながら、
バック・バーの酒の多さに驚いて頂き、終始お褒め頂いた。
よっぽど嬉しかったのか、写真を取り巻くっていました(笑
GB社なのに自分が知らない商品があり、驚き喜んでいました。

私にとって良かったのは前任のスケルトン氏は
私の大嫌いなA女史と仲が非常に良かったが、ポールさんはそれがなく、
何より私と店に好印象をもっていただいたので、
これからは彼を通じて何か出来そうな予感がしたこと・・・
ま、ヘレスで会いましょうと言う事でお見送りしました・・・



ここ数日、ある初老のスペイン人がちょこちょこ来ていました。
最初は一人、赤ワインを飲みながら、軽くタパスをつまみ、
えらい気に入ったご様子・・・。

後日また一人出来て・・・

その後は別の若いスペイン人と・・・

そして昨日は若いスペイン人と日本人とで・・・

話すタイミングがあったのでスペイン語と英語をMixで・・・
聞くと、ムルシアの方で仕事で来ていて、
スペイン一のパプリカ生産者の方で初老の方はお父上でした。
連れの日本人はその取引相手だとの事。

当店があまりにもスペイン的なのでビックリしたと共に、
日本料理も好きだけど「ここはリラックスできる」とお褒め頂きました。

その後は、連れの日本人にそのスペイン人と私とで
簡単なスペインの酒講義となってしまいました。
なにせ最初に飲んだのが、マグノ(ブランデー)、
ブランデーに合わせてと、ペスティーニョ・デ・ハポンと
カリントウを出したら、えらい気に入ったご様子。
その後は、アニス、パチャラン、ギンダス・・・を出しながら
二人の解説が続きました(笑

勉強になったのは彼の故郷のアニスは他の地域よりアニスが濃く
それを地元では冷水でわってレモンを添えてよく飲むんだという。
名前は「パロマ」(鳩の謂)。

作ってくれといわれたのでムルシア産の代わりにコルドバ産で作った。
が、彼曰く「やっぱりテニスじゃないとな・・・」
そんなこと言われたら欲しくなるじゃないか!!
くそー探してやる!!次回着たらメニューに載ってるからな!(笑

残念ながら彼はその日が日本の最後だったらしく、
「ムルシアに来たら連絡しろよ」と名刺をくれました。
あぁ・・・超行きたい!

でも、ムルシアって良く考えたら
スペイン・マフィアが一番多いとこなんだよなぁ・・・
彼もお父さんも何処かその気が・・・(笑
ま、いっか。



最後に:
尊敬・敬愛する日本の偉大な醸造学者「富永先生」が亡くなられました。
52歳の若すぎる死でした。謹んでお悔やみ申し上げます。

ビール&ウイスキー専門家のマイケル・ジャクソン氏に続き、
グラッパ製造の巨匠ロマノ・レヴィ氏と
世界に影響力のある偉大な方々の死が続き、非常に残念です・・・