[Mixi日記から引越し]

衝撃の映画だった・・・
映画の存在は知っていたが、
TV放映を待って、今日ついにそれを見た。

この映画が好きと言ったら変人扱いされるだろうが、
元々自身がルナティックだと自覚しているのでいいだろう・・・(笑

香水の勉強になったのは言うまでもないが、
フィクションとはいえ、なんともはや・・・いやはや・・・(溜息;
単なる変わった殺人の話ではなかった。

時代、技術、嗜好、探求、宗教、皮肉、真実、心理、弱さ・・・
あらゆる要素が盛り込まれていた・・・

自分とっては映画ダヴィンチ・コードに勝るとも劣らない内容だった。
もちろん映画としてはダヴィンチ・コード以上だったが。

自分にとってのパフュームはパロ・コルタードだろう。
中でも今は無きHarveysの1796のパロ・コルタード。
残念ながらもうあの香を嗅ぐことは出来ないが・・・
日本の有数某香料会社の名のある技術者も驚嘆したあの香・・・
あんな香は後にも先にもお目にかかった記憶がない。
もしかしたら、いいパロ・コルタードを記憶にしたがって混ぜたら・・・
なんてね・・・(苦笑

映画パフュームのラスト・シーンはあまりにも大げさだが、
香には確かに人の説明できない部分に
何かを影響させる力があるのは確かだ・・・
少なくとも醸造酒の中ではシェリーがピカイチだと思う。

いや、もしかしたら蒸留酒を巻き込んでも
シェリーの方が上かもしれない・・・