$Sherry Museum館長[中瀬航也]のオフィシャル・ブログ-もてなす

今日は休みを利用して、妻と東京と有楽町の間にある
三菱一号館美術館で開催中の
「もてなす悦び展」
に行ってきました。

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(三菱一号館美術館外観)

19世紀後半のジャポニズム芸術、
中でも食器や茶器などの「器」に焦点をあてた展示でした。

主なメーカーは
・ミントン社
・ロイヤル・ウースター社
・ティファニー商会
・ゴーハム社

妻はアサガオのグラスに感動していましたが、
僕は職業病ですね…芸術品としては素直に美しい/素晴らしいと思いましたが、
このグラスだと、向いたワインが少ないな…とか思ってしまいました。
お酒に限らず飲みものってグラスの形状*1で、
香りも味も後味も全く変わってしまうのでね。
*1:グラスの形状による味の違いについてはまたいずれ…

他には圧巻だったのは「ティー&コーヒー・カップ」ですね。
あんなのハマったら大変!散財します…orz

あとは個人的には「シガー・ランプ」ですかねぇ~
超欲しいぃ~

19世紀後半の英国やフランスは蒸気機関の発達を象徴に
人や物や感覚に大きく変化を与え、多くの新時代セレブが誕生し、
酒業界でも大変革期でしたから、展示品を見る度に、
「あぁこの時代に生まれたかった…」なんて思いました(笑

*行きたくても行けない方は、このブログを。

観賞後は併設の「カフェCafe 1894」でお茶をし、
皇居周辺を散歩…


その足でお気に入りの銀座8丁目にある
「バー・エビータ BAR EVITA」にお邪魔。

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・デュワーズ(ブレンデッド・ウイスキー)のソーダ割り
・マクダフ(モルト・ウイスキー)&チェイサーにソーダ。意外と見ない銘柄。
・フェルネット・トニック(というリキュール。日本には3本しかナイ?)*2
・ドイツのバラ・リキュール(薔薇の品種は何だろう…)
*2:そもそもトニックとは、本来キニーネの入った酒を指す。
これに関しては、またどこかでいずれ…

を、オーナーの亀島さんの歴史&グラスなどの素晴らしく興味深い話と共に堪能。
最近入った新人君も頑張ってたなぁ~


そして、小腹を満たしに、やはり大好きな
新橋のレストラン「ボワベール」へ。
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(川口シェフ:写真はHPから拝借)

ここはもう何年も前に帝国ホテルのバー支配人I氏さん主催のワイン会で
僕がシェリー・セミナーの講師をさせていただいてからの長~いお付き合い。
最近はOllariaの常連さん主催でやっている「シェリー句会」などや、
川口シェフとのコラボでやった「猪鹿シェリー会」の会場でもある。
(そろそろ第二回開催の声も…斯うご期待!)

今日は、スプマンテなどを飲みながら
・お通し:ニンジンのポタージュ&リエット
・牛芯玉(腿の一部)のカルパッチョ
・自家製ブーダン・ノワール(激旨っ)
・トリップのフライ(以下写真:何とハート型!)
妻が所望していたチーズ・リゾットは、また次回(笑
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を、いつもながら美味しく頂きました。


と今度10月頃に開催予定の「中世料理の宴」*3の
第二回の相談などをしてきました。
*3:twitterで知り合った中世系マニアックの宴。

今日は9465歩歩きました(笑