(Diario de Jerez : Venenciador de Japon)
2002年9月、
収穫祭を見にヘレスJerezを訪れました。
収穫祭は1948年から行われており、
しばらく実施されない年が続きましたが、
2001年、馬祭りの一環として復活、
1264年アルフォンソ賢王がヘレスの奪還を記念して建てさせたという
サン・ディオニシオ教会の前の広場で
フラメンコの発表などと共に盛大に行われました。
街の美女軍団が籠に入ったパロミノを運び、
守護聖者であるサン・ヒネスを拝したラガールにて
職人達が釘の刺さった靴で踏むという伝統的なものです。
この時のもう一つの目的は、
「ガルベーGARVEY社のラベル・ミュージアム」
でしたが、圧巻でした。
僕もラベル・コレクターではありますが、
当然ながら足元にも及ばない数で、
一日中居たいぐらいの場所でした。
そこで、訪問前からの依頼もあったのですが、
ガルベー社にて新聞、地元TV、ラジオなどの取材を受け、
次の日の朝は街中で声をかけられ、なんとも不思議な気分でした(笑
上下の写真は地元新聞Diario de Jerezの朝刊一面と内容記事です。
日本のヴェネンシアドールVenenciador de Japon
として大きく紹介されています。
(Diario de Jerez : Venenciador de Japon)
ただ、この数日後、非常に残念ながら
マドリッドの定宿(北駅近く)のホテルの前で三人の首絞め強盗にあい、
僕は気を失ってしまい、靴まで盗まれるという文字通り身ぐるみ剥がされ、
約10日ほどの写真の入ったデジカメごと盗まれ、
残った写真が、この取材を受けた時の新聞という、
何とも思い出深い旅となりました・・・