僕は6時間目の古典をサボって屋上で寝ていた。
「ん~よく寝た~。」
6時間目終了のチャイムで目が覚めた僕がそういって伸びをしていると…
「本当に、総司って猫みたいだよね。」
不意に背後から声がした。
振り向くとそこには愛しい人の姿。
「そうかな?っていうか、なにしにきたの?」
と僕は問いかけた。
すると、
「なにそれ。折角一緒に帰ろうと思って探したのに。」
と拗ねてしまった。
「ごめんね。」
僕は素直に謝る。
すると彼女は、
「じゃあ、『にゃあ』って鳴いてみて。そうじゃないと一緒に帰んない。」
などといってきた。
そんなことなら御安い御用だと僕は思ったがここは、
「ねぇ。恥ずかしいから目つぶっててよ。」
とわざと恥ずかしがってみた。
そして
「わかった。」
と目をつぶった彼女に
-ちゅっ-
とわざとらしく音をたててキスをしてから
上機嫌で
「にゃあ」
と鳴いたのだった。
