―嗚呼。とてもキレイだわ―
あの庭に、狂ったように乱れ咲く秋桜より。
あなたが私にくれた胡蝶蘭より。
そして...この、舞い散る 薄桜色の花びらより。
―ねぇ。どうして、あなたはそんなに美しいの?―
あなたのその青白い肌も。
二度とこの世を映さないその深紫の瞳も。
私を染めあげるこの深紅の血でさえも。
とても、美しくて。
美しすぎて。
「嗚呼。」
「やっぱり土方さんには敵わないな。」
穢れた私には、貴方は眩しすぎたの。
でも、私は貴方を愛してしまった。
だから、少しでも近づきたくて…。
少しでも穢れて欲しくて…。
私はあなたを殺した。
なのに美しいなんて、死んでも拒絶されたみたいで悲しいな。
でも、待ってて。
私も、すぐに行くから…。