クロが退院するまでのほんの数日、下がりきったであろう
免疫力を上げるためにどうすれば良いのか私は焦りました。
まず、食事を改善しなければなりませんでした。
これまでクロの食事は、焼いたアジやマグロのあらを中心とした
魚メインの内容でしたが、市販のドライフードも結構食べていました。
市販のドライフードには炭水化物が結構入っています。
ガンは主にブドウ糖を餌にするそうです。つまりショ糖(砂糖)や
炭水化物から変化するブドウ糖が大好物なのです。
それを餌にどんどん増殖します。
それゆえ、退院後1ヶ月はドライフードは一切与えませんでした。
厳密に言えば、動物性たんぱく質も餌となりますが、全く摂らないと
アミノ酸が不足してしまいますし、与えるものがありません。
人間と違って、野菜メインというわけにはいきません。
ですので、私の中では魚はOKとしました。
特に魚の油(EPA・DHA)は、ガン細胞のエネルギーになりにくい
そうです。
まずは火を通したアジ・タラ・マグロのあら等にクロが大好きなエビや
ホタテに同じく火を通してから与えることにしました(なんて贅沢!)。
時々、ゆでたブロッコリーやかぼちゃ、お豆腐もちょぴり混ぜています。
そして、サプリメント。
最初はサケ白子由来の核酸に乳酸菌やアミノ酸等が配合された
錠剤(栄養素)と高価なメシマコブ(免疫賦活効果)と腸まで届く
ビタミンC(活性酸素除去)を1週間与えました。
退院後のクロはまだ相変わらず目が見えていませんでした。
寝ていることが多かったものの、食欲はあり、私の手からなら
イヤイヤでもメシマコブや錠剤を飲んでくれました。
ただ、これらは食事に混ぜても強い臭いや味はしませんでした。
しかし、私の中ではそれだけでは心配でした。
そんな中、またある一冊の本と出会ってしまったのです。