そこだけ時が止まったかのような美しい村・カッスルクームに別れを告げ
次に向かったのはテトベリー。
此処にはチャールズ皇太子の別荘があり、ロイヤルファミリーとは関係の
深い場所。
皇太子は、2008年に「The Highgrove」というオーガニックのお店までopenし
収益は全てチャリティーとして寄付されているそう。
しかし、その時はそのことを知りませんでした・・・残念! 次回の課題です。
実はここには、私の二年越しの目的がありました。
それは「Calcot Manor」というマナーハウスを訪れること。
スパは2004年に、ホテルは2005年にイングランドNo.1に選ばれたそうです。
ここで、あまりご存知ない方のために簡単にマナーハウス(Manor House)
について触れさせていただくと・・・
マナーハウスとは中世ヨーロッパにおける荘園(Manor)において、貴族や
ジェントリに属する地主が建設した邸宅のこと。
中世以降はカントリーハウスと呼ばれる同類の邸宅も出現し、調べると
なかなか奥が深いようです。
そして、イングランドにはこのマナーハウスが多数現存し、ナショナルトラストの
ような管理団体が管理して公開していたり、最後の所有者がホテルとして運営
しています。
コッツウォルズに限らず、イングランド中に素敵なマナーハウスが点在しており
目移りして本当に困ります。
そんなわけで、菜の花畑の絨毯や、羊が草を食むのどかな景色に目を
奪われているうちに、目的のマナーハウスにたどり着きました。
マナーハウスというよりも、14世紀に修道士達に建てられたファームハウスを
スタイリッシュに改築したらしいのですが、他の多くのマナーハウスは大人向け
の落ち着いた空間なので小さなお子様連れには肩身が狭いかもしれませんが、
ここは違います。
ベビーシッターサービスや託児所も有り、ファミリーには至れり尽くせりの
ホテルです。
雑誌やHPで見る限り、お部屋の設えやファブリックも大変センスが良く
屋内プールや屋外ジャグジー等、ホテルの設備も素晴らしい!
ただ・・・宿泊料金は決してお安くないので、せめて雰囲気だけでも味わいたくて
事前にランチを予約しておきました。
メインダイニング「The Conservatory」を外から見た景色
レストランから見たこちら側は、果てしなく広がる菜の花畑
「英国は食事が不味い」というのはひと昔前のハナシ。お金さえ払えば
いくらでも美味しいものがいただけます。
そして、カントリーサイドの高級マナーハウスも皆、一流シェフを抱えて
いるのです。
ですから、東京でもこんなに美味しいお料理になかなか当たらないかも?!
と言えるような一皿にめぐり会うこともあります。
「モダンブリティッシュ」と言われる、イタリアンともフレンチともとれるメニュー
ですが、この時いただいたプリフィクスランチは、二人とも大正解でした。
その美味しさは、今でも印象に残っています。
お料理の写真が無くて残念ですが、マナーハウス内のレストランは、写真を
撮れる雰囲気ではないかもしれません。
明るく開放的な空間と、さりげなくフレンドリーなレストランスタッフ。
金曜日のお昼ということもあり空いていて、東洋人は私たちだけ。
東京と同じ地球上に存在しているとは思えないような、非現実的な時間が
そこには流れていました。
近日中に更に続く




