小高自宅の解体が始まりました。2月18日のご報告です。 | 南相馬の猫おばさんと原発なしで暮らしたい会のブログ

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原発事故により警戒区域となった南相馬市小高区の「猫おばさん」こと吉田さんを応援します!

  皆様 こんにちは。いつも猫たちをご心配いただきましてどうもありがとうございます。猫たちともども厚くお礼申し上げます。福島県浜通りの当地は今年はまだ、雪が降っていません。その代り、連日風が強いです。 皆様の所はいかがでしょうか?
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吉田の小高自宅の解体が始まりました。 行った時にここに住みついている猫ちゃんが2~3匹出てきて心配そうな顔つきで私を見ていました。 どうにもできないので缶詰の魚をいつもの所に置いて食べさせました。自宅の庭には4つの餌箱を設置しました。
この他に2か所あります。工事中はこの餌箱からえさを食べてもらいたくて、以前から置いておきました。雨対策、地面からの湿気対策、餌箱が動かないよう樹木に針金で固定してあります。この餌箱で食べて私が帰るまで待っていてほしいです。
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ここの餌箱にもえさを補充してきました。一緒に行った男性に針金でより強く固定してもらいました。
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大事にしている餌場です。私が行くと猫たちが出てきます。以前は4匹出て来ましたが、もう1匹の赤猫は近所の帰還した家でえさ貰っているので今は3匹です。こうして食べているのを見ると、苦労が報われる思いです。赤猫ちゃんが居ついている家にえさを届けてきました。
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ここも大事にしていた餌場でしたが、帰還した人から苦情が来て取り外すように言われています。去年の12月にHさんにTNR(猫を捕まえて不妊・去勢手術をして元の所に戻す)のをやってもらって3匹を捕まえて2匹は吉田自宅、1匹は吉田の避難先に来ました。吉田の解体作業が一段落したら残っている猫を捕まえる予定です。 12月に3匹移動しましたと苦情を言ってきた人に言ったら、その人の態度が少し軟化しました。 また、捕獲器をかけて猫を捕まえて、猫がいなくなったらえさ箱を取り外します。
 
避難生活も飽きてきたからでしょうか、今年の冬は特に寒く感じました。今いる借り上げ住宅は平屋建てで前の家が2階建てなものですから太陽の光が入らず、寒いのでたくさん着ています。小高の自宅は太陽の光が入って暖かかったものですから自宅が出来上がったら、猫たちと帰る予定です。
 
皆様 ご支援をいただきましてどうもありがとうございます。猫たちともども感謝しております。
 
失礼いたします。     吉田 美惠子