南相馬市小高区と原町区の避難指示が7月12日から解除になります。5・28と5・22のご報告です。 | 南相馬の猫おばさんと原発なしで暮らしたい会のブログ

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原発事故により警戒区域となった南相馬市小高区の「猫おばさん」こと吉田さんを応援します!

皆様、こんにちは。 いつも猫たちの事をご心配頂ましてどうもありがとうございます。皆様のご支援のおかげで猫助けが続けられております。猫たちとグループの人達ともども厚くお礼申し上げます。

  南相馬市小高区と原町区の一部に出ていた避難指示が7月12日から解除になると、政府から発表がありました。小高区と原町区の一部は第一原発事故から5年4か月で避難指示が解除され、自宅に自由に泊まることができるようになりました。復興に向けて少しは進むでしょうが、病院や買い物をするお店がなく、早く帰った人や車を持たない人は苦労すると思います。事故直後から死の町だったのです。吉田は小高の猫たちのめんどうを見てあげたいので帰りますが、いつというのがわからないのです。何か情報がありましたらまたここでご報告いたします。

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5月22日、カメラマンの太田さんが来てくれてえさ箱修理して頂きました。ここはえさ箱の上に付けた雨除けの波板ポリカをしっかりと固定してもらっているところです。えさ箱は猫が食べているらしくきれいに減っていました。とてもうれしいです。今日は猫ちゃん達出て来ませんでした。

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この餌場には屋根があると思っていましたが、屋根の波板ポリカが劣化してなくなっていました。そのことを気が付かなくていたら、雨が降ってえさ箱にかかり、箱の中のえさが悪くなっていました。A田さんが来てくれていたので、2人で箱を取り外し、洗っておいたきれいな箱を付けました。その時、波板ポリカがなかったものですから5月22日、太田さんが来たときに波板ポリカをつけてもらいました。長く使わせてもらいたいと念じていますが、近く営業を開始する寿司屋の裏になるのです。寿司屋の裏まで大きな空き地がありますが、苦情が来ないようにと祈っています。

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えさ箱を洗っている写真です。えさ箱は3日がかりで、1日につき2回水をためて洗います。3日目に洗った後拭いて小高の自宅に運びます。

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山側の餌場です。行った時、えさ箱のふたが開いていて、中は空っぽなのです。気味悪いと思っていたのでA田さんがブロックをのせてくれたのかもしれません。箱の中にはえさが残っていました。下2枚の写真はここにいる猫たちです。家主さんが協力してくれるので、とてもありがたいす。

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ここは吉田の小高自宅餌場です。戸を開けて入っていったら、えさ箱の食べ口箱(クッチーと呼んでいます)から猫が後ろ向きで出てきました。下の赤猫はここにいるかわいこ猫ちゃんです。

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ここの餌場も猫様達に利用してもらっています。猫様の出入り口はあります。出てきてくれた猫様に缶詰をほぐしてあげました。

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海側のこの餌場も大事にしていますが、行った時、えさ箱のふたが開いていて中はからっぽな事が数回ありました。それで気味悪くてふたの所に鍵を付けました。それからは餌が残るようになりました。今はえさ補充のため開けています。吉田が行くと4,5匹位集まってきます。皆、さくら耳カットのこ達です。

 

5月も給餌できて猫様たちに食べさせることができました。皆様のご支援のおかげです。どうもありがとうございます。こちらは状況が変わってきて心配なことも多いのですが、猫様たちを助けたい思いは変わりません。引き続き活動してまいります。猫様たちを取り巻く状況が良くなることを祈っています。

失礼いたします。     吉田 美惠子