バジュランギおじさんと、小さな迷子
監督:カビール・カーン
配給会社:エロス・インターナショナル
配信:ネットフリーックス
<久々に感動を呼ぶ映画>
正月に映画を探してみようと探していたら、この映画がでてきた。インドの映画か。。。歌って踊ってか。。。どうも子供を親の元に連れ返すという内容から暗そうだな。。。と思ったが、久しぶりのインド映画だ、見ることにした。
<子役のハルシャーリ・マルホの演技の素晴らしさ>
声がでない幼い少女、シャヒーダを演じる、ハルシャーリ・マルホの演技が素晴らしい。インドとパキスタン、つまりヒンズー教徒とイスラム教徒の食生活の違い。風習の違い。特に、主人公はヒンズー教のハヌマーン神の信者だから、菜食主義者だ。しかし、シャヒーダは肉が食べたい。クスリと笑えるシーンが満載。
<圧倒されるカシミールの山々の美しさと荘厳さ>
シャヒーダがパキスタンに戻り、警察署に拘束されたとき、カレンダーを指さしてここだとうなずく。しかし、モスクの神学校の生徒たちは、これはスイスの写真だという。では、パキスタンでスイスのような景色があるところは?それはカシミールだ。そこから、パワンとシャヒーダはカシミールを目指す。カシミールの山岳の荘厳さと美しさは流石に神の座、世界の屋根にふさわしい美しさだ。これだけでも、この映画を見る価値がある。
<憎しみは売れるが、愛は売れない>
二人を助けて、シャヒーダの両親を見つけるのに協力するTVリポータのナワーブがつぶやく。憎しみは視聴者の人気を呼ぶが、愛は売れないと。しかし、TVが協力しないなら、ネットがあるさ。ナワーブにネットに映像を流す。
<インドのスパイと疑われて拷問にあうパワン>
カシミールを巡ってインドとパキスタンは長い間、軍事紛争をつづけている。インドではヒンズー教徒がイスラム教徒を襲って殺したり、パキスタンではヒンズー教徒が虐待される。そんな中でパキスタンにシャヒーダを連れてパスポートなしで潜入したパワンは警察に捕らわれスパイとして拷問を受ける。果たしてパワンは生きてインドに帰れるのか、シャヒーダの両親は見つかるのか
<特にラストのシーンが良かったね!>
カシミールの国境線の河を渡り、インドへと戻りかけるパワン。それを見つけて、パキスタン側の国境線の鉄格子に手をかけて、パワンに呼びかけようと必死に声をだそうとするシャヒーダ。果たして、シャヒーダはパワンを振り向かせることができるのか?