平素より、特定非営利活動法人C.O.N活動に格別のご理解と温かいご支援を賜り、心より礼申し上げます。
C.O.Nが発足してから19年。私たちは、ノラ猫問題、市営住宅でのペット問題、動物虐待、災害時のペット同伴避難、多頭飼育崩壊など、「人と動物の共生」を取り巻くさまざまな社会課題に、一貫して向き合ってまいりました。
現在取り組んでおります「高齢者とペットの安心プロジェクト」は、皆さまからのふるさと納税を通じた温かいご支援により、「見守り支援」「シェルター支援」などの活動を6年間にわたり継続することができております。特に、高齢の保護猫、保護犬たちにも新しい家族を見つけるという、大きな流れが生まれてきました。一頭でも多くの命を救い、繋ぐという私たちの活動は着実に前進しています。
一方で、行き場を失う犬猫の問題は、年々深刻さを増しております。私たちが連携する8つの保護猫シェルターでは、現在402匹もの猫が保護されています。毎週譲渡会を開催し、新しい飼い主探しを続けておりますが、地域住民や福祉の現場などからの引取り依頼は後を絶たず、現場はまさに限界に近い状況です。
尼崎市には全国から犬猫たちのために寄せられた「動物愛護基金」がございます。私たちは、令和2年から、この基金を活用した保護猫・保護犬活動への助成制度の創設を要望しておりますが、実現には至っておりません。あふれる犬猫たちの「最後の砦」となっている民間の保護シェルターは、すべて自費と皆さまからのご寄付に頼って運営を続けており、非常に厳しい状況に置かれています。
私たちが活動を継続し、困難な状況にある多くの犬猫たちの命を守り続けるためには、どうしても皆さまのお力が必要です。
つきましては、大変恐縮ではございますが、今年もふるさと納税を通じて、び温かいご支援を賜れますよう、心よりお願い申し上げます。皆さまからのご寄付は、逼迫した保護活動を継続するための大きな力となります。ふるさと納税のリーフレットをご確認の上、ご検討いただければ幸いです。
来年は、8団体による「HYOGOここねこプロジェクト」が本格始動します。小規模シェルターの拡充も進めてまいります。引き続きのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
令和7年12月10日
特定非営利活動法人C.O.N
理事長 三田-三
▶︎さとふる
(尼崎市×高齢者とペットの安心プロジェクト)
https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=641
▶︎キャンプファイアふるさと納税

