6日目の朝、
いなくなったチーコが、
仏壇の上にいました。
お腹もかなり
空いていたようです。
少し抵抗しながら
何とかキャリーケースに
入ってくれました。
チーコのことは、
Teamねこのてさんが
引き受けてくれることに
なっています。
ただでさえ大変な
民間シェルターさんに
ただ丸投げにならないように、
できる限り
役割分担の仕組みづくりを
進めています。
これまでに
私たちが関わってきた
高齢者さんとペットの事例では、
残された犬猫の事を心配してくれる
福祉の方がいなければ、
衰弱死?
餓死?
どの子も死んでいた
と思います。
こんな社会で
いいんかなぁと
何度も
考えました。
Teamねこのてさんへ
チーコを届けました。
こうして助けられるのも、
民間シェルターさんのおかげです。
国は、
殺処分ゼロを目指す
と言いました。
長年、殺処分し続けてきた
何十、何万匹もの犬猫たちを
生かすためには、
犬猫たちをどこに置くの?
餌代やワクチンや治療費は?
世話をするマンパワーは?
行政職員?ボランティア?
そんな絶対に必要なことが、
議論されませんでした。
ほぼほぼ、
予算措置もなく、
ほったらかし、
と言ってもよい状況だろうと
思います。
でも、
一度行政に収容されれば、
絶対に引き出せない、
殺処分しかない、
即日処分。
私たちは、そんな時代を知っています。
だから、
生かされる道ができた事は、
最大限の感謝をしています。
今、
これだけ多くの犬猫たちが
社会に溢れ出しています。
その受け皿は、
どこにありますか?
愛護センター?
民間シェルター?
官民連携って
本当ですか?