つながっている | 特定非営利活動法人C.O.N

特定非営利活動法人C.O.N

地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。




福祉の方からの

連絡。




高齢者さんが緊急搬送され、

容態は不明。




『大丈夫ですか?』

『まだ、何もわかりませんが、

介護士が付き添っているので』

とのこと。





高齢者さんは一人暮らし。

歩くのもちょっと大変な状態なので、

いろんな福祉の方が関わっています。




14歳の猫を

とてもとても

大切に飼っていて




その猫さんのことで

何度か相談を

受けていたことから




高齢者さんの今後、

介護の方針をどう進めるか?

というようなミーティングに

呼んでもらうようになりました。








蚊帳の外?

蚊帳の中?




それまであまり実感は

ありませんでしたが、

緊急の時、こんなにすぐ連絡が

くるんだとビックリしました。




こういう時どう対応するか

福祉の方とも共有できているので、

双方慌てることもありません。




いざという時、つなげようとしても

そんなにうまくはいかないと思います。




つながるのではなく、

つながっていることの大切さを

ますます感じます。





高齢者さんは、

それほど大したことはなく、

入院せずに済んだそうです。




『ということで、キャサリン(猫)のお世話は、

通常モードに戻してもらって結構です』

と連絡が入りました。





キャサリンは

高齢者さんの生きる支えに

なっています。




一日も長く元気でいてもらって

14歳のキャサリンを

最後まで

見守ってもらわないと

いけないのです。




そのことを

福祉の方と共有できていることが、

前進したなぁと思います。