助成金要綱が市民やボランティアに 公開されないのは、なぜ? | 特定非営利活動法人C.O.N

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地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。

 
 
議会では、市民の『なぜ』を
議員の先生が代弁してくれます。
 
 
 
来年は、衆議院選挙、
市議会選挙、知事選挙と
選挙がいっぱい。
 
 
 
まずは、
知ることが
大切だと思います。
 
 
 
皆さんも、
議会サイトで『動物愛護』と
検索してみてください。
 
 
 
 
尼崎市議会では、
今年度で48件ヒットします。
 
 
 
 
 
人間が大変なのに、
犬猫のことなんて、、、
と言われてきましたが、
 
 
 
もうそんな時代では
なくなりつつあることを
感じています。
 
 
 
だって、
犬猫の問題では
ありませんもんね。
 
 
 
どれをとっても、
人間が引き起こしている
犬猫の問題ですから。
 
 
 
令和2年6月 定例会(第18回) 
6月10日
 

 
助成金要綱が市民やボランティアに
公開されないのは、なぜ?
 
 
●辻信行議員 
まずは、ふるさと納税「あまがさき“未来へつなぐまちづくり”応援寄附金」についてお伺いします。(略)
動物愛護推進強化事業費は、人件費を除く事業費が全て寄附金で運営されています。その事業費の中に尼崎市多頭飼育動物不妊手術助成金があります。これは、市内に住所があり、多頭飼育の制限が困難なそれに起因して生活環境を悪化させるおそれがあり、ボランティアの支援を受け入れたものが助成対象となります。
 
しかし、助成金の交付要綱の内容や利用について、市民やボランティアの方が問い合わせても全く公開されていません。なぜ、全て寄附金が原資の事業費助成金が交付要綱の内容や利用について市民に公開されないのでしょうか。公開すべきと考えますが、御見解をお聞かせください。
 

●資産統括局長
いただいた寄附の使い道について、利用した事業費をホームページに掲載するなど、寄附に対する使途を誰でも分かりやすく確認できる方法を取れないかというお尋ねです。(略)
 
今後につきましては、各基金の活用使途を市ホームページ上に掲載するなどの情報公開に努め、引き続きふるさと納税を通じ、本市を御支援いただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。
 

多頭飼育対応マニュアルの作成
 
 
●医務監 
なぜ、全て寄附金が原資の事業費助成金が交付要綱の内容や利用について市民に公開されないのかというお尋ねでございます。
 
本市では、動物愛護管理法に基づき、飼い主に飼育責任を強く求める取組を基本にしている中、本助成制度は経済的または身体的理由等により、不要な繁殖を制限することが困難で、周辺の生活環境を悪化させるおそれのある方に限定し対象としていることから、交付要綱を非公表としているものでございます。
 
なお、動物愛護推進員の皆様から多頭飼育者への助言等を行う上で、本要綱の対象を明示した対応マニュアルが必要であるとの提案を受けており、現在、作成に向けて意見交換しております。
寄附金の活用実績はこれまでもホームページで公表しており、本助成制度の実績につきましても公表する予定です。