不幸なのら猫を
これ以上増やさないようにと、
尼崎にのら猫の不妊手術の
助成金制度が出来て
かれこれ、、
12年。
はじめの数年は、
助成の対象はメスのみで、
予算はわずか100万円でした。
地域猫活動を広めるため、
どんどん自治会まわりを行い、
100件を軽く超える勢いでしたが、
よし!自治会で地域猫活動を
やってみよう!
TNRでのら猫を減らそう!
と話しをまとめても、
助成金はたったの100万円

とりあえずどの地域でも
やってもらいたい、となると、
せいぜい4、5匹を
割りふるのが精一杯。
取り残した猫たちは、
どんどん子猫を産み、
看板に偽りあり過ぎ

これでは、
地域の野良猫が、
減るはずありません。
とにかく『財源』が
必要でした。
そして、
すったもんだの四年がかり、
尼崎市に『動物愛護基金』が
誕生しました。
今、一年を通じ途絶えることなく
メス猫もオス猫もみんな
不妊手術ができるのは、
動物愛護基金があるからです。
昨日あたりから、
次年度の不妊手術助成金の
お知らせが届いているようです。
動物愛護推進員の方から、
「今日、愛護センターから書類届きました。
助成金の制度良くなりましたね!」
とのLINE。
不妊手術費に加え、
術前術後の入院費も
助成の対象になるようです。
特にメス猫の手術当日の
リリースは避けたいですが、
皆さん保管場所がないため、
動物病院で一泊入院するケースが
とても多いのです。
市からのお知らせには、
『助成金には、不妊手術費、抗生物質代、
堕胎費、陰睾摘出費の他に、
新たに入院費が対象になります。』
とありました。
不幸なのら猫を減らしたい
尼崎市の助成金制度。
猫目線でも、
優しく進化しています

★動物愛護基金への街頭募金



毎月第4日曜日 12時〜16時
JR尼崎駅前コンコースにて活動中!