『いつまでもたっても同じことの繰り返しです。
いくらTNRしても、毎年毎年、捨てられて、
何十年やったって、なにも良くなってない。』
自宅には保護した猫もたくさんいるし、
自分の年齢、体力・・
これ以上はもう無理なんだと。
子猫を見つけても
もう保護してやれない。
長年、ご夫婦で公園のTNRを
やり続けてきたHさん。
嘆きながら、
こう言った。
『飼い猫の不妊手術を
義務化できないですか?』
動物愛護法のことなど
何も知らないHさんの口から出た
重き言葉、
まさにこの
現場の声を
何ともできないまま・・・
そう・・・
もうあれから2年が過ぎ、
今、
相次ぐ多頭飼育崩壊に
直面している。
昨年から、C.O.Nに寄せられた
多頭飼育のSOSが10件、
生存確認できた猫の頭数は
200匹を超えている。
猫の飼い主の責任とは?
不妊手術をしない飼い主、
子猫をポイポイ捨てる人たち、
悲惨な多頭飼育崩壊の現場では
共食いが起こることも珍しくない・・・
たった一回の不妊手術をしない人たちが
引き起こす、
この被害の大きさ。
猫の飼い主責任、
このままでいいのか?