2月2日より
今年度最後のノラ猫不妊手術助成の
受付が始まっています。
今回C.O.Nは、2チームに分かれ
それぞれ自治会のサポートに入っています。
当初、こちらの地域の皆さんから
ご連絡いただいた時は
フン尿被害に困り果て、怒りもピーク。
第一回目の説明会では・・・
エサやりがどこからかやってきて、
エサをばらまく。
おかげで地域は猫だらけ。
庭のバラは枯れ、
朝晩,、側溝のフン取り、清掃が
ノルマになった。
「市で、エサやり禁止にできないのか!」
「センターで引き取って処分できないのか!」
ズラッと並んだ自治会役員さんからは
当然ながら、怒り発言が続きました。
話し合いを重ねましたが、
納得していただいたわけ
ではありません。
これ以上増えるのは困る、
他に方法がないならやるしかない、
というスタートラインです。
昨年9月、一回目のTNRでは
8頭の手術ができました。
ほとんどがメス猫でした。
「子猫、最近見ないなぁ。」
まずは、TNRの効果を少しだけ
感じてもらえてるのかなという気がします。
10人?15人?
今回、いつにも増して、
たくさんの皆さんが参加されました。
平成19年、C.O.Nが発足した当時
地域猫やTNRを分りやすく
説明するための冊子を作りました。
表紙タイトルは、
「地域猫」でもなく
「人と動物の共生をめざして」でもなく
「地域力」としました。
住民が連携し、
居住地で抱える生活問題を
共同で解決する力。
― 地域力 ―
残念ながら、いまだに、
たった一人の猫派住民とも
お会いできていませんが
こちらの自治会の皆さん
まさに地域力、
問題を解決する力なのです。
この地域の皆さんなら
「猫の飼い方3原則」についても
地域ぐるみで取り組んでいただけないか…。