昨日は大学の門下の後輩のコンサートに行った。
アクセスがあまり良くない会場なのだが、車でやはり同門の先輩に最寄り駅まで迎えにきていただきとても楽をして会場の鶴川教会へ。明るくこじんまりとしている教会。暖かな雰囲気もあってとても落ち着いた気持ちになれた。
バッハのカンタータから始まったが、後輩のご主人であるバリトンがなかなか良い。バリトンってあまり好ましく思ったことがなかったが、先日のオペラハイライトのスカルピアに劣らないいい感じ。
後輩の伴奏もですぎず、引っ込みすぎず、伴奏というより歌い手と一体に音楽を作りたげていて、カンタータに続いてのシューベルトのリートも素晴らしかった。
ソプラノの方はフィンランドのもの、シベリウスなどがとても良かったし、その間に演奏されたクラリネットのソロも軽快な気分にさせてもらえた。
チャリティーということなのでものすごくお安いチケットで楽しませていただいた。
教会で行う時は必ずといっていいほど寄付がつくが、正直のところお付き合いのつもりで寄付させていただくこともある。しかし、今回は心から会場をお貸しくださった教会に感謝の気持ちを込めて気持ちばかりの寄付をさせていただけたのも嬉しいことに思えた。
音楽。とくにクラッシック音楽がお手軽に身近に楽しめる時代。音楽に限らないが、ライブはやはり面白い。