土曜日は、Hとプロレス観戦。





と言っても会場出かけたわけではなく、月曜日のイベントをペーパービュー見る。





チケットが取れなかったけど見たかったイベントで、テレビなどでも放送せず、アプリなら有料で見られる。





Hがペーパービューを購入したとのことで、一緒に見ることになった。





ということで土曜日は出かけると彼に伝えてあった。





○さん、ねぇね、彼と四人のときに、○さんから土曜日空いてる?とのお誘いが。





「あ、うちのババアは出かけるって」


「夕方から出かけますんで」


「プロレス?」


「会場行くわけではないよー」


「なんだよー、壁直したいから脚立持つの手伝ってもらおうと思ったのに」


「大丈夫、俺は空いてるから」


「病院の日でしょ?」


「病院何時まで?」


「昼過ぎくらいには」


「そのあと大丈夫?」


「大丈夫ですよー」


「あなたはどこ行くのよ」


「ん? 横浜だよ


「あれ、Mさんじゃないの?」


「んー、横浜のMさん的ポジションの人?」


「また奢らせるんじゃないでしょうね〜」


「違う違う、ご馳走したいって言うから、じゃあいいよー?って(笑)」


「kiriちゃんの周りには優しい人がいっぱいいるんだねぇ(笑)」





そんな会話をした。





Mさんのことは良く知っているけど、Hのことを彼はなにも知らない。





でも「横浜の友達と出かける」ということだけはいつもきちんと報告している。





性別も明かしていないその「横浜の友達」のことを、彼はどのように想像しているだろう。