水曜日、○さんから電話があった。





声を聞いても、特にドキドキすることなく普段通り話した。





その後、あの夢以来○さんと顔を合わせた。





あれ?別にドキドキしない。





よかったぁー、いつもと変わらない(笑)





夢に出てきたからといってそのまま恋に落ちるなんてさすがにないか……中学生じゃあるまいし。





この日、連日日帰り出張で忙しい彼とも、久しぶりに会話した。





恋愛感情とは言いがたいけど、やっぱり落ち着くなぁと思った。





この日は夢庵でお鍋の食べ放題。





靴を脱いで靴箱に入れ、木札の鍵を持ってテーブルにつく。





私の木札を彼に預けていたら、私がお会計してる間にみんな外に出ていた。





鍵をかけていた靴箱には既に木札が刺さっていて、開けてみると靴がなかった。





あれ?と思っていると○さんが戻ってきた。





「どうした?」


「靴がないんだよ…ここに入れたんだけど」


「そんなバカな(笑)」


「ほんとほんと、確かにここに入れたの」





一緒に探してくれて、元入れていた上の段に入ってるのが見つかった。





彼のイタズラだった。





彼にはあとで制裁を与えてやった。