甘いミルクの香りの台湾茶





先週の日曜日、〇家のみなさんと先生ご夫婦とで、午後からドッグランに行った。





「コンビニ行く? 飲み物買っておく?」


「大丈夫、買ってある」


「あぁそう」





彼のこの応えを、第三者はどう受け止めるだろうか。





前の日の夜に、彼はファンタを二本買ってきて冷蔵庫に入れていた。





これ飲んでみたい〜と言うと、ダメだよと冷蔵庫にしまった。





だから私は、あのファンタがあるから大丈夫ということか。





そう判断した。





そして〇さんがお迎えにきて、車に乗り込んだ。





彼は助手席、私は後ろ。





途中でおにぎり屋さんに寄って、おにぎりを買った。





「お茶とか買う?」


「飲み物あるって言ってたから大丈夫」


「ないよ」


「え? 飲み物買ってあるから大丈夫って言ってたじゃん」


「俺の分はあるから、俺は大丈夫って言ったの」


「え? 俺の分なんて、そんなこと一言も言わなかったよね」


「俺の分【は】あるよ、って」


「そんなのわかんないよ、私の分がないんだったらちゃんとそう言いなよ!『俺の分はあるけどお前のはないよ』ってさぁ」


「言ってるジャン」


「言ってないでしょ!」





また、言った言わないのくだらない喧嘩になった。





俺に対する信頼がない、などと言っていたけど、【ついでに買ってくれている】と信頼すればこうだから。





一体なにを信頼しろと?





あの回答から、私の分も用意してくれていると思ってしまった私がおかしいのだろうか?





第三者から見たら、kiriの分は用意されてないってことがわかるのだろうか?





ムカつくしイライラするし、彼のこういうとこが本当に嫌いだとつくづく思う。





だけど、これで良いと思う。





浮気相手に負けたくなくて、戻ってほしくて、彼に良く思われたくて、必死で顔色伺って、彼の言うことは全て受け入れて、彼の信者みたいになってた自分よりも、今の方がずっといい。





(どっちが浮気だったのかわからないけど)





でも……





あとあと考えて思った。





真相は多分こう。





最初は彼と私の分、というつもりだったのだと思う。





だけど炭酸好きな〇さんの隣に座って、こういうの〇さん好きだったなと思い出した。





『やっぱり〇さんに渡した方がいいか』





深く考えずに渡した。





そして、私の飲み物がないことに気がつき、誤魔化すために適当なことを言った。





次回からこのような回答の場合には、「それは俺の分だけ? それとも俺の分と〇さんの分?」としっかり確認することにしよう。





そうしたらまた、「俺に対する信頼がない」とグチグチ言うだろう。





そしたらこの件をもう一度話して、信頼を失うことをしているのは自分だと、自覚させてやるんだ。





「だってさ、二本用意してたって、私の分じゃないんだもんね?」





嫌味ったらしくワザと言ってやる。





この日はせっかく行ったものの、土砂降りの雨に降られてドッグランは中止になった。

ランの敷地内のカフェでまったりし、イタリアンを食べに行って解散した。

リベンジは来週以降。









汗ばむ季節のお風呂上がりには

欠かさずボディパウダーを使っている🛁*。

少なくなってきたからそろそろ次を買わないとな