恵那(岐阜県)の栗を1kg購入した。





いつもは二日かけて皮を剥いている。





一日お水につけてから鬼皮を剥き、さらに一日お水につけて、翌日渋皮を剥く。





それを昨日は手抜きして、一日お水につけたものを茹で栗にして、皮を剥いた。





茹でて粗熱を取ってから、鬼皮と渋皮を一気に剥く。





生栗を剥くよりも簡単に剥けるけど、柔らかい分割れやすい。





割らないように丁寧に丁寧に剥いたのに、クチナシの身を割って甘露煮にしたらボロボロと崩れてしまった。





悲しい……(´;ω;`)





栗蒸しようかんにする予定だったから崩れてしまってもいいんだけど、どうせなら立派な栗で飾って豪華に見せたかったな。





今後は面倒でも生栗の状態で剥くようにしようと誓った。





細かく砕けた栗をこれでもかとたっぷり詰め込み、生地には市販のこしあんを使用。





二段の蒸し器で50分、じっくりと蒸した。





ようかん用の型など持っているはずもなく……昔100均で買ったシフォンケーキ用ステンレス型を使った。





キレイな長方形に出来たこれらは、先生と○さんへのおすそ分け用。





ラップで包んだら、かわいいアルミホイルでラッピング。





ずっしり重い。





ステンレス型が二つしかなく、自宅用はタッパーで作ることにした。





砂糖は足さなかったけど市販のこしあんが十分過ぎるほど甘く、栗には甘味を入れなくてもよかったかも。





欲をいえばあん自体ももっと甘さ控えめが良かったなぁと。





これはもうあんから作るしかないのだろうか……(;-ω-)ウーン




タッパーで作った自宅用。





端を切って味見。





ほどよくもっちり仕上がった。






こしあんを使えば意外と簡単な栗蒸しようかんの【レシピ】は以下。





剥いた生栗、蒸し栗、または甘露煮、または甘栗 200~300g

こしあん(市販) 450g

薄力小麦粉 45g

片栗粉 10g

塩 小1/5くらい

水 100ml


①小麦粉と片栗粉と塩を計り、一緒に振るってボウルに入れる。


②水を少しずつ加えてヘラでよく混ぜる。ダマのないよう一度濾しておく。


③こしあんを3回に分けて加え、都度良く混ぜる。最終的に全部がしっとりと混ざったら、適当に砕いた栗を加えて優しく混ぜ合わせる。栗は飾り用にいくつか残しておくと良い。


④濡らした型に③を流し込み、まな板の上などにトントンと数回落として空気を抜きながら表面をならす。飾り用の栗をトッピングする。(ある程度しっかり押し込まないと型から外す際に栗が外れます)


⑤蒸し器に入れて布巾を被せ、強い蒸気で50分加熱する。長時間蒸すため様子を見ながら途中で水を追加したり、濡れた布巾を絞ったりする。(なるべく表面に水滴が落ちないように)


⑥蒸し上がったら布巾を外して蒸し器から取り出し、完全に冷めるまでおいておく。この時点でまだ柔らかい表面も冷めればほどよく固まるので焦らない。(完全に冷めても緩い場合は加熱が足りないため電子レンジの力を2分ほど借りる)


⑦型の周辺にぐるりと包丁の歯を入れ、まな板の上にひっくり返して型から外す。自重で落ちるはず…


お好きなサイズに切り分けてどうぞ✧︎*。