とあるフォロワーさんからのメッセージに、『ドラマを観ているような気持ちで読んでいます』とのお言葉があった。





妙に腑に落ちた。










事実は小説よりも奇なりとはよく言ったものだ。












全ての人の人生には、それぞれ全く違ったドラマがある。












ほら。





あそこにいる幸せそうな人も。





うつむき加減で、足を引きずり寂しく歩く人も。





その裏側に、語り尽くせぬ人生ドラマがある。













ドラマのように、最初から結末が決まっていたらいいのにな。











いや…





別のフォロワーさんが、いつだったか『どんな選択をしても、最後の結末は決まっている』と言っていた。






私たちは自分で選択しているつもりでも、実は知らぬ間にそこに向かって進んでいるのだろうか?






迷ったり、悩んでるつもりになって。






東京で暮らすなど夢にも思ってなかった私が、ある日突然東京で暮らすことになった。






色々あって一度は地元に戻ったが、すぐ一人でここに戻ってきた。





それも偶然ではなく、必然なのだろうか。












人生は突然、まるで違う方向に進むことがあるから、道を選ぶことは少し怖いと思ってしまう。






怖さを感じるのは、結末を『知らない』から。






もし、どんな選択をしても行き着く結末が最初から決められているのなら。






思う存分に、心のままに、ただ流されてみるのもいいかもしれない。











私が行き着く先の結末。










知ってしまったらつまらないだろうか?






ジェットコースターはゴールが見えている。





『落ちない』という結末を知っているから、その恐怖さえも安心して楽しめる。





人生もそうであればと願わずにいられない。





結末を知っていれば、そこへの道のりをただ純粋に楽しむのに。











未来が見えないから。




『知らない』から、恐れてしまうのだろう。