連休に引っ越しをすることになり、しばらくは編み物できる場所も時間もないのですが、隙をみてちまちま編んでいるのがこれ。ハンカチです。

以前、Ravelryを見ていて"dish cloth"または“wash cloth"というジャンルがあることを知りました。石鹸と一緒に写っている写真もあったりして、はっきりはわからないけど、食器を洗ったり拭いたりする布巾なのでしょうね。

アクリル毛糸で編むお皿洗いはお馴染みですが、Ravelryで見かけるのは、ほとんどがコットン糸。コットン糸にそういう使い道があったか…と軽くカルチャーショックを受けつつ、なんだか気になりました。

 

ディッシュクロスとして紹介されているのはだいたい20cm角くらいのサイズですが、私はもっと大きく、30cm角に編んでハンカチとして使っています。

コットン100%の糸で編むと(お皿が拭けるくらいだから当然、)吸水性も良く、夏にはハンドタオルを持ち歩くよりなんだか嬉しいので気に入っています。

 

ハンカチ編みのお供は、こちらの模様編み集。↓

試してみたくなる編み地がいろいろ載っています。欧文テキストのみなので、眺めていても、どうするとこの模様になるの?となります。で、やってみると、なるほど、ここで繰り返すのか…と、いちいち感心しながら暗号解読の気持ちになるのが楽しいです。

 

ただいま編み中は、Eyelet diamonds.

ハンカチにするときは、両端にガーター編みを5目ずつ取って、内側の模様と合わせて70目前後にすると、使いやすい大きさに仕上がるかと思います。

あまり穴開き部分が多すぎる柄を選ぶと、なんかハンカチっぽくないというか…いまいちな感じになります(^_^;)

3号針で編む程度の糸が、使い心地よく仕上がります。太いと厚みが出過ぎて、細いと水を吸わない感じがします。

 

こちらのグレーのは、Garter stich triangles です。

糸は、BC Garnのオーガニックコットン100%糸、Albaを使っています。(毛糸店Cast Onで取り扱い中です。よろしかったらリンクをご覧下さい。)コットン糸は数あれど、Albaはしなやかさと柔らかさ、糸割れせずに編みやすいこと、どれをとってもかなり良い糸です。少しくすんだようなきれいな色目も魅力です。

もっと大きく編んで夏のブランケットにして、くるまって寝たらどんなに気持ちいいだろう…と思いながら、実現するのはいつのことやら。