どーも、castom98です。
今回ご紹介いたしますのは、福井県敦賀市の山中をクルージング中に発見したお地蔵様です。
地元では祭りお地蔵さんと呼ばれています。
敦賀市街から国道161号線を南下中、滋賀県境のすぐ北の道路脇に祠を見かけたので見学開始。
藪の中に埋もれた祠。
車が猛スピードで行き交うので、注意しながら撮影。
祠自体は割と近年の物のよう。
説明板があるので読んでみましょう。
祭お地蔵さん
小笠原貞宗
正五位 源忠統
妻 ミヨ
このお地蔵さんは足利尊氏の命を受けて金ヶ崎城の
戦いで亡くなった小笠原貞宗です
信州松本城の前身を築きました
この戦いで多くの家来を亡くした責任を感じ
「珠の下」はこの辺りの地」で残った家来と自刃しました
足利尊氏によってこの地蔵さんが建てられました
貞宗の命で一人だけ生き残った「貞吉」によって
〇の木が記念樹として植えられました
五位川は貞宗の位「五位川」と名付けられました
・・・後はよく読めないですね・・・残念
祠の中には二体の石仏。
どちらが小笠原貞宗だろうか・・・?
小笠原貞宗で思い出したのが、以前ご紹介した逃げ上手の若君のお話。
主人公の北条時行の敵役として登場したのが、小笠原貞宗でした。
史実の小笠原貞宗は京都で56歳で死去したことになっています。
史実はともかく、こうやって祀られているのは感慨深いですね。
といったところで、はなはだ簡単ながら祭りお地蔵さんの紹介を終わりたいと思います。
こんな所で北条時行ゆかりのお地蔵様に出会うとは、これも何かの縁でしょう。
ちょっと見学しにくい状況ですが、興味のある方は訪問してみてください。
それではまた、次の石仏でお会いしましょう!
福井県敦賀市 祭りお地蔵さんの場所は、ここです