どーも、castom98です。
最近、特定の切手の使用例やバラエティがよく集まってくる現象が起こってます。
第1次昭和切手ですと14銭切手、第2次新昭和切手だと30銭切手など。
今回ご紹介しますのは、第3次新昭和3円80銭切手の使用例。
これまで紹介してきたロットとは、また別のロット物から発掘。
昭和23年10月30日 桑野?
第2次新昭和1円20銭切手に3円80銭切手を加貼した、5円書状料金の使用例。
昭和23年7月10日に、書状料金が1円20銭→5円に値上げされました。
そこで差額の3円80銭を埋めるために発行されたのが、第3次新昭和3円80銭切手。
この使用例はまさに発行目的の通りに使用された、ポピュラーな使用例のはずなのですが・・・これが少ない!
想定される例では、まず差出人が1円20銭切手を所持していてそれを封筒に貼り、郵便局に出かけて3円80銭切手を貼る場合。
・・・ですが、そんな面倒なことをする人が少なかったのは容易に想像できます。
わざわざ郵便局まで行くなら、5円切手貼っちゃいますよね?
という事で、標準的な使用例なのに希少という、困ったパターン。
これまで何度か入手の機会はありましたが、その都度敗退。
単品で出現するとトンデモない値段になるのですが、ロット物だったのでお安くゲット。
これ一通で元が取れました!
実物を見た時はシミだらけ?!と思ったのですが、こーいう柄の封筒だったので一安心。
消印もこの時期にしては鮮明な方かな?
局名が読み辛かったのでImage Sleuthにかけると、何とか桑野と読めました。
長年捜してきた使用例がひょんな事から入手できたので大満足。
これだからロット物漁りは止められませんわ!