封緘の「蕾」をご存知ですか?
皆さま、ごきげんよう。
日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。
急に気温が高くなり、健康管理が難しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?わたくしは、木曜日に熱中症になってしまいました・・・
いつもと変わらない室温に対し、エアコンを入れないくらいがちょうどよいと思っていたのですが、オンラインでの仕事をスタートしてすぐに、室内の温度が急に上がってまいりました。30分くらい大丈夫であろうと思い我慢していたのですが、眩暈と気分の悪さで、倒れてしまいました。皆さまも、この気温差の激しい時期は、十分にお気をつけてくださいませ。
そのような中、何とか無時に終えたオンラインでのプレミアムプライベートレッスンの1回目。「手紙の書き方のマナー」についてです。
封緘についてもとてもご興味をお持ちの生徒さんですので、いろいろとご説明をさせていただきました。
皆さま、封緘の「蕾」というのをご存知でしょうか?
「蕾」はいずれ開くことから封の代わりに用いられるようになったといわれております。
そもそも、「封緘(ふうかん)」の意味なのですが、
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「封緘」とは、手紙や書類などを封じて閉じること、つまり外部から中身を見えなくする行為を指します。
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「封」も「緘」もどちらも「閉じる」「塞ぐ」という意味があり、特に正式な文書や重要な内容を守るときに用いられます。
「蕾(つぼみ)」の意味
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「蕾」は、まだ開いていない花の状態。すなわち、成長や開花の直前、秘められた可能性や美しさを象徴します
このふたつの語を組み合わせると、以下のような象徴的・詩的な意味合いが考えられます
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まだ誰にも知られていない感情や才能
→ 開花を目前にしながらも、意図的に、または運命的に、まだ「閉じられている」存在。 -
秘密にされている美しさや想い
→ 外からは見えず、内に秘めたままの「花」。まるで誰かへの恋心や、未来への希望を胸に秘めた少女のようなイメージ。 -
開くことを恐れている、あるいは慎重に守られている可能性
→ 封を解くこと(開花)によって、大きな変化や感情があふれることを暗示
2025年春期クラスの募集をスタートいたしました。
各コースの詳細は、下記をご覧くださいませ。
オフィシャルサイト
日本プロトコール・マナー協会 (protocol-manner.com)
法人向け研修サイト
