ご自身磨きになるワンランク上のテーブルマナー | (一社)日本プロトコール・マナー協会 理事長 船田三和子のインナービューティーライフ

ご自身磨きになるワンランク上のテーブルマナー

皆様、ごきげんよう。

一般社団法人日本プロトコール・マナー協会事務局の福田でございます。

 

寒さや乾燥が厳しい2月になりましたが、

梅のつぼみも少しづつ姿を見せ始めまして

心も温かく和んでまいりますね。

さて皆様は、お変わりございませんでしょうか。

 

本日は、プロトコール・エレガンスコースの第2回目の講座に

参加させていただきました、わたくし、福田の感想を

皆様と共有させていただきたいと存じます。

 

本日は、「ご自身をランクアップさせるテーブルマナー」についての内容でした。

テーブルマナーと聞きますと、わたくしたちは主にカトラリーの使用方法についてのみ、

つい関心が行きがちになります。

もちろん実践におきましては、カトラリーの使い方は大切ではありますが、

それ以上にテーブルマナーに対する考え方がより大事になってまいります。

と申しますのも、テーブルマナー理論の中に、実はプロトコールの全てが凝縮されていると

言っても過言ではないからです。

 

こちらでは、誌面の都合上その全てを細かく記載することはできませんが、

ポイントとエピソードをご紹介させていただきます。

 

まさにマナーとは何か、プロトコールとは何かに関わってくることだと存じます。

その根底にありますのは、皆様ご存知の「自他への思いやり」でございます。

お相手に不快な思いをさせず、おもてなしの心や気配り、

皆で食事を楽しむことはもちろん、時に他人の失敗を許容する

寛容の精神が求められることもあるかもしれません。

 

本日、船田理事長がお話してくださった中で、今は亡き歌手の美空ひばりさんの

素敵なエピソードがございました。

 

以前ひばりさんたちが青山のフレンチレストランにうかがった際、

通されたお部屋が人数に対して、少し小さかったために混雑し

サーブするスタッフの動線の確保もままならず、またその人数も

十分でなかったため、サーブにたいへん時間がかかっていたそうです。

 

そこで一番奥の上座の美空ひばりさんは、周りの方には文句を言わずに、

お店の方に「わたくしマナーはよく知りませんので、失礼でしたら本当にごめんなさい。」と

一言おっしゃりながら、あえてそのマナー違反をおかし、お皿を上に持ち上げてスタッフの方に渡し、

下膳するスタッフのサポートをさりげなくなさったそうです。

 

もちろんひばりさんは、洋皿を持ち上げてはいけないことは重々ご承知のことでしょう。

しかし、ひばりさんご自身があえてマナー違反をおかし

わざとご自分を下げることにより、お相手であるお店のスタッフを上げて

サーブがスムーズにできるようその動きを助けて差し上げる、それによって、

お時間も短縮されるでしょうし、他のご参加の皆様も安心される、

そのためにはひばりさんご自身が下がる些事などいとわない、そういったことでございます。

まさにひばりさんご自身がお気遣いの人であり、これぞマナーの神髄ですね。

 

船田理事長は、テーブルマナーについて講義をされるときは、

いつもこの美空ひばりさんのエピソードを思い出されるそうですよ。

 

わたくしも、本日初めてひばりさんのお話をお聞きして、

英国の故エリザベス女王の有名なお話を思い出しました。

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、昔ある晩餐会で、

ある一人のお客様がフィンガーボウルの使い方をご存知なかったのか、

間違えてそのお水を飲み干してしまったそうです。

他のお客様が周りで眉をひそめていた時に、

女王もその方の行為を真似て、フィンガーボウルのお水を

飲み干したそうです。このことにより、何事もなくその客様も

恥ずかしい思いをすることもなく、和やかな会になったというお話でございます。

 

エリザベス女王も美空ひばりさんも、マナーにおいても

やはり超一流なのですね。

 

人前でお相手の面子をつぶさない、尊厳を守ることが、如何に大切かということですね。

これはマナーに限らず、仕事や人間関係全てに通じることだと存じます。

テーブルマナーに、プロトコールの全てが凝縮されているとは、まさにこのことなのです。

 

本日のティータイムは、蓋つきシュークリームの食べ方を実践いたしました。

クリームがたっぷりですので、キレイに召し上がるのがとても難しいのですが、

皆様、おキレイにサクサクと、のど越しよい国産紅茶「夢ふうき」Tea | 薩摩英国館と共に

シュークリームを召し上がっていました。

本日も笑顔が絶えぬ、楽しいひとときでございました。

 

最後に船田理事長がおっしゃっていた、「レストランは身近なご自分磨きの場」という

お言葉がたいへん印象的でございました。まさにそのとおりですね。

 

そしてティータイムでのお話の最中に、わたくしが大好きであったシェ松尾・松濤レストランが

建物の老朽化によりつい先日閉店されたことをお聞きし、大変ショックを受けました。

 

たいへん個人的なお話で恐縮ではございますが、こちらのお店は今は亡きわたくしの夫の福田の両親の

喜寿や傘寿、米寿、また現在も健在であるわたくしの実の両親の金婚式など、

人生の節目節目にご一緒にお祝いをしていただいた、本当に思い出のたくさん詰まったレストランでございました。

これからは、もうお店にうかがうことはできないですから、

わたくしの胸に温かいお店での思い出を秘める所存でございます。

グランメゾンは、人々の思い出や歴史を刻み共有いたします。

 

また最近ですと、人生の節目であるプロポーズなどの企画、サポートをされるお店も多いようでございます。

皆様にとりましての思い出のあるグランメゾンはどちらでしょうか。

機会があれば、ぜひお聞かせいただきたく存じます。

 

わたくしもまだまだではございますが、毎回船田理事長のお話を

受講生の皆さまと楽しく聞きながら、共に成長できる喜びに感謝いたしております。

 

本日も最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました。

 

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