プロトコール(国際儀礼)と愛国心 | (一社)日本プロトコール・マナー協会 理事長 船田三和子のインナービューティーライフ

プロトコール(国際儀礼)と愛国心

皆さま、ごきげんよう。

日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。すっかりご無沙汰してしまいました。お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

昨日は、土曜日でしたので「祝日」であったことをお忘れの方がいらっしゃったのではないでしょうか。何の日だったかと申しますと、「勤労感謝の日」ですね。勤労に携わる人への感謝、あらゆる生産物への感謝、健康で働き続けることへの感謝など、さまざまな事柄に感謝する日であります。

 

戦前は「新嘗祭」と称されていました。現在も宮中では11月23日に新嘗祭が行われています。新嘗祭は、収穫に対して神に感謝をささげるために、天皇陛下がその年に収穫された新穀を神にお供えした後、これらのお供え物をご自身も食するという儀式です。新嘗祭は、日本の土台となっている「神道・稲作・皇室」の関係を端的に捉えることのできる重要な儀式でございます。ここから、日本人の「和の心」や「礼儀作法」も紐解いていくことができます。

 

自国のことを知れば知るほど愛国心が強くなるものです。これは、グローバル社会においても、プロトコール(国際儀礼)としても、とても大切なことです。自身の国のことを知り、愛国心があるからこそ、他国や外国人の方のことをより一層理解できるようになるのです。

 

海外に行きますと、日本のことについてさまざまな角度から尋ねられます。すべてについて知らなくても、根底を知っていれば語れることもございます。現在流行しているカルチャーだけではなく、今一度、日本について学ぶととても有意義な国際交流ができますよ^^

 

本日のプレミアムプライベートレッスン生は、ちょうど、エレガンスコースの4回目「豊かな心を育む日本料理の食卓作法」の講座でしたので、新嘗祭のお話から作法に至るまで、解説いたしました。生徒さんは、「深いですね~~~」と、心の底からのお声で

頷いていらっしゃいました。

 

美しい頂き方のハウツーも興味深いかと存じますが、その背景や、日本料理を楽しむためのポイントなども分かりますと、心がこもった内面からの美しい所作になります。そして、お食事のシーンが何倍も楽しくなりますよ^^

 

オフィシャルサイト

日本プロトコール・マナー協会 (protocol-manner.com)

法人向け研修サイト

日本プロトコール・マナー協会|法人向け (protocol-manner.com)