鞄は座ってから置く?座る前に置く? | (一社)日本プロトコール・マナー協会 理事長 船田三和子のインナービューティーライフ

鞄は座ってから置く?座る前に置く?

皆さまごきげんよう。

日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。

 

本日も、お暑い中、ご受講くださいました生徒さんたちにお礼を申し上げます。本日の午前は、カスタマイズ講座の生徒さんの話し方講座、午後は、プレミアムプライベートレッスンの生徒さんのテーブルマナー講座を行いました。皆さま、レッスンを重ねるごとに、ご自身でも自信を持てるようになるほど、知識とスキルのアップをされていらっしゃいます。わたくしも、講師冥利に尽きます^^

 

先日、ジョエル・ロブションにて実際にお食事をいただきながら、学ばれたことの実践をしていただきましたので、細やかで質の良い質問をたくさんいただきました。

 

皆さま、レストランへ行かれましたときに、着席する前にカバンを置きますか?それとも、着席してからカバンを置きますか?

 

正解は、着席してからカバンを置きます。こちらの所作で印象が全く変わってまいります。

 

まず、着席する前、ようはご自身のお席が確定していないうちにご自身のものを先に置いてしまうのはいかがなものでしょうか。

また、カバンを持ったまま座るためには、体の要所要所の緊張感をもって座らないと美しく座ることが難しいので、姿勢の良さ、体の使い方が重要になってまいります。実は、思っているよりも大変な所作だからこそ、それができるとワンランク上に見えるのです。

 

どちらが先でもよいのでは?と思われる方もいらっしゃるかと存じますが、カバンを置く順番を先にするか、後にするかで、その方の見え方、品格が変わってくるのです。

 

そのようなことを、わたくしから説明いたします前に、気づかれてご質問くださった生徒さんたちは、やはり素晴らしく存じます。

 

はたから見ますと、その一連の所作で、品の善し悪しが違って見えるものです。

 

いつも申し上げておりますように、所作には一つひとつ意味があり、TPOに合わせて使いこなしていくことで、ご自身が磨かれ品格がより一層アップするものです。

 

上記のご質問をくださいました生徒さんのように、ご自身のふとした所作にも、人さまに与える印象が大きく変わること、ご自身の印象も大きく変わっていくこと、そのあとの人間関係の構築引いてはご自身の幸せにかかわっていくことを気づく感性を持っていらっしゃいますと、よりよい人生につながってゆくことでしょう。

 

「気づく力」と、何事にも無駄に時間をとられるような事象を気にしない「鈍感力」を、よい塩梅にコントロールしてゆくことが、お相手もご自身も余裕があるこころをもつことにつながってゆくのだと考えております。

 

ところで、当校のエレガンスコースのテーブルマナーの講義の最後の実践では、蓋つき型のシュークリームをカトラリーで頂くトレーニングをいたします。本日は、ウェストさんのシュークリームでトレーニング!! よく、上の蓋を外して、そこにクリームをつけて食べましょうという解説がありますが、それは違います!

「シュークリーム」という、言葉の意味を考えていただきますと、その頂き方が、いかに作った方に失礼な頂き方かご想像がつくことと存じます。作り手の気持ちに配慮したいただき方をすることも、テーブルマナーのひとつです。綺麗に食べることだけに執着いたしますと、本質から反れてしまいますので、気をつけましょう。

夏休みシーズン、素敵なお店にお食事に行かれたり、ご旅行に行かれたりする方も多いことと存じます。料理人の方をはじめとするお店の方々、同席者の方々、同じ空間を共ににする方々のお気持ちを考えて、スマートでエレガントな振る舞いを心がけたいものですね。よい休日をお過ごしくださいませ。

 

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