古代オリンピックの発展に貢献した哲学とマナー
皆さま、ごきげんよう。
日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。
パリでのオリンピック・パラリンピックが近づいてまいりましたので、それらに関連するお話を書いてまいります。
オリンピックは、紀元前776年に第1回目が開催されました。ゼウス神をはじめギリシャ神話の神々を崇めるための儀式で、宗教的な意味合いを持っていたため、その間戦争をしないことがルールとなりました。時代とともに変遷しても、世界平和と国際理解を目的とされているのは、このような歴史的背景が守られていることもあります。ご存知の方も多いですよね。
本日は、あまり知られていない、古代のオリンピックに影響した「哲学とマナー」について、書き進めてまいります。
古代ギリシャでは、哲学に生きる意味を見だしていました。モラルの派生と、ソクラテス・プラトン・アリストテレスといった哲学者の語らいは、真理の追求でありました。
現代の「シンポジウム」の語源となった「シュンポシオン(饗宴)」を開いて交流の場となったのも、この頃です。教養の高い人々が集まる中で、ギリシャ人の美しい人の理想像も作りあげられていきました。それは、
1.秩序を守ること
2.均整の取れた体をつくること
3.明確性を持つこと
これらを兼ね備えている人が「美しい人」とされていました。ですが、驚くべきことは、上記の条件を満たすだけではなく、特に美しい人とは、女性ではなく躾けられた礼儀正しい少年のことを指していました。(ちなみに、シュンポシオンは現在のシンポジウムの語源となっております)
古代ギリシャの3哲人、ソクラテス・プラトン・アリストテレスは、マナーに関しても持論を残しております。機会がございましたら、後日曽於詳細をブログにもアップいたします。特にアリストテレスは、アレクサンダー大王の幼少期の家庭教師をしておりました。
その当時、成人になるまでは家庭教師が外出の時には付き添い、誘惑に染まらず、上品なマナーを身につけるように指導しておりました。どのようなマナーの教育内容であったかは、当協会の会員様にのみお伝えしてございます。
男性が究極の美を論じたからこそ、哲学が盛んになったともいわれております。そして、現在のオリンピックにつながっていることも沢山あります。
先にお書きいたしました「美しい人」の条件の中に、「均斉のとれた体」とありますが、だからこそ、オリンピックは宗教的儀式というだけではなく、肉体美を競う場ともなったのです。
わたくしの持論としましては、プロトコールは世界の平和を保つための「精神美学」、オリンピック・パラリンピックは「身体美学」と存じております。ですが、両方がバランスよく相まって、オリパラであり、世界平和に続く道なのではと考えます。
オリパラの偉大さを思いますのと同時に、わたくし自身も、もっと世界の平和のために貢献してゆきたいと、いつも思っております。
日本プロトコール・マナー協会
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