国際化とグローバル化、そしてグローバルスタンダードなビジネスマナー | (一社)日本プロトコール・マナー協会 理事長 船田三和子のインナービューティーライフ

国際化とグローバル化、そしてグローバルスタンダードなビジネスマナー

皆さま、ごきげんよう。

日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。

 

本日も汗をかきながら講義をいたしました^^ 冷房が効いていても、講義をしているとあっという間に汗だくになりますね。昨年、熱中症で倒れた経験から、二度と同じことを繰り返さないように、対策を練り、体力づくりをしております。その成果もありますのか、例年この気温になりますと外出時にめまいがしたり気分が悪くなるのですが、今年は今のところ大丈夫です。「努力は裏切らない」と、改めて思ったこの頃です。

 

さて、このような暑い中でも、今週も、プレミアムプライベートレッスン生のご受講や研修の担当がございました。

 

どちらも、「グローバルスタンダードなビジネスマナー」に関しての講義内容でした。

 

皆さま、「国際化」という言葉と「グローバル化」という言葉を耳にされるかと存じます。同じ意味合いでしょうか?あまり区別されずに使われているようですが、厳密には、少々意味合いが違うのです。知っているからといって大きく何かが変わるのかと申しますと、区別されずに使われていることが多くありますことを考えますと、グローバルビジネスをされていらっしゃる方以外は大きく影響はしないかもしれません。

 

ですが、近年「グローカル」という合成語ができました。その背景には、国際化からグローバル化、そして、グローバル化の中でも時代の変遷により、意味合いや行動の仕方が変わってきていることが関わっております。ですから、国際化やグローバル化の意味をはじめ在り方というものを、グローバルに活躍されたい方やプロトコール講師をされていらっしゃる方には、必要な知識と存じます。

 

前置きが長くなりましたが、グローバルスタンダードなビジネスマナーを芯から理解するためには、上記の知識があった方が、ご自身の思考回路を整理したり、動き方の判断がしやすかったりしますので、そこからご説明をしております。

 

はじめに、受講生の皆さまに、「国際化とグローバル化の違い、グローバル化とは?グローバル社会とは?」という質問をいたします。皆さま、「考えたことがありませんでした・・・そういえば、そうですよね・・・わからずに、グローバル化、グローバル社会という言葉を使っていました」と、ほぼ全員、お答えになります。

 

意味合いと重要性を理解して、そのうえで、わたくしたちはどのようなマナーを身につけるとよいのかという流れで講座を進めております。

 

グローバルビジネスにおけるマナーの基本のひとつは、「その土地の時間概念を知ること」です。わたくしたち日本人は、時間に正確な国民性です。ビジネスをする上で、PRできるメリットでもあります。時間を守ることの大切さを叩き込まれて育ってきたわたくしたちですが、海外では多様な時間の観念がございます。30分くらいは遅れても当たり前のお国もございますし、出勤や退社時刻に関しても考え方が大きく違うお国もたくさんございます。

 

ですから、信頼を損なわない仕事をするためにも、お相手の企業さまとの関係性を保つためにも、相手国の時間観念を知っておくことは、とても重要なことです。

 

この相手国の時間観念を知っておくこともプロトコールの5原則のひとつでもあります、「Local Custom Respected」にあてはまります。

 

相手国の習慣に敬意を払うことが重要です。ですが、反対に、日本のよさをPRすることも大切です。相手に合わせるところは合わせつつも、自国のよさをPRし、グローバルビジネスを促進させていきたいものですね。

 

後日、はじめの方で述べました「グローカル」ができた流れや意味合いについてアップいたします。お楽しみに!!

 

 

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