心に空所を持ちましょう
皆さま、ごきげんよう。
本日も、研修のテキスト作りとリニューアル準備をおこない、丸一日仕事でした。がんばりました^^
初夏の陽気の本日でしたが、4月になりますと、必ず思い出す随筆がございます。きっと、同じ気持ちの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そう、「春はあけぼの~」で始まるおなじみの清少納言作「枕草子」でございます。「方丈記」と「徒然草」と並んで、「日本三大随筆」のひとつとされています。わたくし個人といたしましては、「徒然草」が一番好みです。日常の様子や生き方をユーモラスかつアイロニーを交えながら巧みに表現されておりますのが、しっくりくるからです。
繁忙期の現在ですが、体調万全ではない中でも夜中まで仕事をしており(楽しく^^)明け方に、鳥の声を耳にするのと同時に自然の美しさを愛でこのフレーズを思い出しては、笑顔になることができております。枕草子のこの章は、一日の時間軸を美しく四季に例えられており、何度読み返しましても、感動があります。特にこの時期は、「春はあけぼの」の印象が強いため、早朝から頭に浮かんでまいります。
先日、四季を愛でるには心に「空所」を持つことが大切と、拝読いたしました。「空所」とは、文字通り空いているところ、何もないところを指し、仕事や家事・育児などと無関係の別世界のことです。例えば、ウォーキングや映画鑑賞など、関係のないような趣味のことがあげられるとのこと。
そのようなお話を目にしたり耳にしたりするたびに、いつも考え込むわたくしがおります・・・・
ときどきSNSでアップしておりますが、マナーは「生活芸術」とも言えます。毎日、関わっている人やものの表現のすべてと捉えることができます。ですから、マナー講師であるわたくしの生活のほぼすべてが何かしら仕事に通じておることになり、それらが趣味へとつながることとなり、複雑な気持ちになります。
読書をしていても、お花を愛でていても、お料理をしていても、すべてが仕事に結びついてゆくのです。
本当の空所とは、仕事と関係のない時間を作ることです。そうすることで、仕事も日常生活もより一層充実するとのことです。
う~ん、頭ではわかっているのですが、職業柄、一番難しく感じていることなのです。
この仕事に携わって約20年、考えてまいりましたが、未だ答えが出ないことでもあります。
仕事と関係のないわたくしの「空所」がどこにあるのか、探す旅はまだまだ続きそうです。
でも、わたくしは空所が見当たらなくても仕事のクオリティーは下がりませんので、ご安心くださいませ!!!
日本プロトコール・マナー協会
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