左利きの人の箸使いは? | (一社)日本プロトコール・マナー協会 理事長 船田三和子のインナービューティーライフ

左利きの人の箸使いは?

皆さま、ごきげんよう。

日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。

 

昨日、日本料理の食卓作法の実践講座についてレポートをアップいたしました。日本料理の食事の作法と和室での振る舞い実践講座 | (一社)日本プロトコール・マナー協会 理事長 船田三和子のインナービューティーライフ (ameblo.jp)

このたびの講座では、「左利きの方」の作法については触れませんでした。

 

しかし、ダイバーシティが進んでいる現代におきまして、企業研修などでは左利きの方の作法についても解説をしております。

(お写真は、右利きの方向けの持ち方です)

 

作法のお話となりますと、右利きが前提となっておりますので、左利きの方は肩身が狭い思いをされたり、どうしたらよいのかと困惑されたりすることを伺います。

 

特に箸使いにおいて矯正されて矯正できるケースの方と、矯正がきかない本物の左利きの方がいらっしゃいます。直せるならば、子供のころに直すことがベストですが、矯正できない場合もございますよね。その場合には、致し方ございませんので、次のことに注意をして、左で堂々と召し上がってください。

 

どこに注意を払うとよいのかと申しますと、左利きだからといって、お箸の持ち方や器の扱い方などの作法が変わるわけではございません。ですから、お箸の上げ下げをはじめ所作を、全く左右対称に行うことを意識されるとよいでしょう。

 

左利きでありますことを気にしすぎて、美味しく味わうことができない、その場を楽しめない、そもそもお食事会に行かないようにしている、などはとても勿体ないことです。

 

これから忘年会シーズンです。左利きの方も、ご自身の利き手で正しい作法をマスターし、存分に楽しんでいらしてくださいね。

来年、当協会の認定講師でサウスポーのM先生が、左利きの方のためのテーブルマナー実践講座を開催予定です。

左利きの方、乞うご期待くださいませ^^

 

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