「positive」という言葉を使わなくなった理由
皆さま、おはようございます。
日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。
昨晩、年賀状の書き方講座のレポートをアップいたしましたが、
追記したいことがございますので、そのことについてお書きいたします。
コロナ禍でもありますし、言霊というくらい言葉の影響を自然と受けてしまうものですから、
お相手の新しい一年を祝い・幸を願うのが年賀状には、前向きな言葉を書きましょうと
記しました。
今まででしたら、「ポジティブな言葉を書きましょう」と、書いていたと思います。
しかし、この「ポジティブ」という言葉。
わたくしたち日本人は、「よい」ですとか「プラス」のイメージで使うことが多いですが、
海外ですと、違う意味でつかわれることが多いのです。
英字新聞や英語版のウェブサイトなどをお読みの方はお察しがつくことと存じます。
そう、「陽性」という意味で使われるのです。
前向きとか、明るいという意味合いよりも多用されているのです。
「Number of Test positives」や「Status of test positives」などと記載されています。
ですから、このご時世において「ポジティブな表現をしましょう」とお伝えすることに
抵抗が出てまいりました。
そこで、「ポジティブ」という英単語ではなく、「前向きな」「相手の心が明るくなるような」
といった日本語でお伝えするようになりました。
もちろん、ポジティブという表現でも十分伝わるかと存じますが、
わたくしといたしましては、この1年間でもっとも抵抗を持ってしまった言葉のひとつ
でしたので、使用しなくなりました。
あくまでも、わたくしの主観ですが、その国の言葉を使うとき、特に
さまざまな意味合いを持つ言葉を使うときには、使用頻度が多い意味のものを
使うことで、より伝えたいことが表現されるのではないかと考えます。
言葉にこだわりを持つわたくしとしましては、日本語もそのほかの言語もそうですが、
言葉をより正しく使いこなし、コミュニケーション力を高めるということは、
とても難しいことだと改めて考えさせられた一年でもありました。
皆さまは、言葉やコミュニケーションにどのようなこだわりをお持ちですか。
ぜひ、お聞かせくださいませ。
日本プロトコール・マナー協会
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